画像は主砲・新井貴浩監督の雄姿(3月にマツダスタジアムであったカープレジェンドゲームより)
中国新聞カープ番記者のTwitter(フォロワー5・9万人)が11月11日午前5時台に、広島の新外国人選手ネタをアップした。同朝刊にも「デービッドソン獲得へ」「カープ サード 右の大砲候補」の見出しで紹介した。
スポーツ紙はこの話を朝の時点でスポーツ報知以外、追随できていない。
記事によればマット・デービッドソン内野手(31)は右投右打の191センチ、104キロ。
新井貴浩監督が就任早々、坂倉将吾をキャッチャー1本、に戻した裏には、この「右の大砲候補」の存在があったことになる。
昨今の米国市場は「適任者不足」(関係者)や記録的な円安もあり、NPBサイドにとっては厳しいものになっている。広島では2020年にやはり大砲だろうということでケビン・クロンと契約したが、文字通り不発に終わった。その反省から昨季は確実性重視のライアン・マクブルームを”採用“した。
この日、秋季キャンプで育成の二俣翔一とともにサードに入っていた林晃汰が午後から広島に戻って行った。腰に違和感がありわずか4日間でのリタイアとなった。
今季、坂倉将吾が119試合でスタメン出場したサードはほかに、上本崇司が9試合、田中広輔が8試合、羽月隆太郎が4試合、矢野雅哉が3試合と“大砲以外”で手分けした。
理想はヤクルト村上宗隆のような国産長距離砲。
広島では1994年から巨人にFA移籍するまでの99年まで6年続けて「サード江藤智」だったが、それ以降、複数年に渡ってサードのレギュラーを務めた「大砲」は2005年から07年までで阪神にFA移籍した新井貴浩監督以降…実はいない。