画像はタイムアウト中に選手に細かく指示を出すロサノ監督
2022-2023 V.LEAGUE Division 1 MEN
レギュラーラウンド第5週 第7戦/ 全18週 36戦
2022年11月12日(土)鳥取県鳥取市・ヤマタスポーツパーク鳥取県民体育館
vs サントリーサンバーズ(全4対戦 初戦)
観客数:950人 ←鳥取の皆様!ありがとうございます!
秋晴れのイイお天気!最高に行楽日和です!お日様が出ている間は暖かくて、冬がオンシーズンのバレーボールの厳しさを忘れてしまいそうです。
会場の鳥取県民体育館は、大きな運動公園の一角。このお天気の良さから、公園には沢山の親子連れが遊びに来ておられました。
この人達もバレーボールに興味を持って体育館に来てくれれば良いのになぁ、と、思わずにはいられませんでした。
会場の鳥取県民体育館
会場内の様子
応援席を緑に染める鳥取のファン
…これは多分私に主観だけではないと思いますが、危惧しているのは、バレーボールファンの高齢化です。歴史あるJTサンダーズ広島には「コア」なファンが多くいるのはそうなのですが、自分も含めてその「高齢化」が問題だと思うのです。
…まぁ、日本全土で高齢化によるさまざまな問題が持ち上がってますけどね。新たなファン層の獲得は急務だと思います。古参ファンはアリーナ席に行きたいものなのですが、アリーナに降りる階段が昇降できない年齢層が増えている、という現実です。
新しい体育館はスタンド席とアリーナ席の仕切りを透明板にするなどの工夫をしていますが、その工夫がしてある新しい体育館を使っていない、あるいは使えない、今の日本バレーボール業界の事情があるように思います。
試合結果を書く前に先に謝っておきます。
ホームゲームなのに、会場の雰囲気を我がチーム側にもっていけるように「作りきれなかった」こと、重々お詫び申し上げます。申し訳ありませんでした…!
試合結果です。
19-25
14-25
19-25
セットカウント0-3で昨季王者に完敗。ポイントも奪えませんでした。盛り上がれませんでした。
スターティングメンバーは、
OH:ラッセル、坂下
MB:小野寺、安永
OP:ジャン・チュアン
S:金子
L:唐川/西村
試合開始前の雰囲気は、JT側は、少し緩いんじゃないの?!と思うくらいに「イイ」感じ。これは、アウェイの堺で日曜日に勝てたことが大きいんだろうな、と推測できました。
そして相手のサントリー。ここは、「負けられない」「負けてはいけない」という感じを受けました。
相手OPは日本・サントリーでの5年目。対するうちのOPジャンは1年目。セッターも、全日本に選抜されているしセッターサントリーと、昨年からようやく正セッターに座ったうちの金子くん。
…チームの「締め」が違い過ぎますよね。まぁ、それだけではない、ですけどね。
このコロナ禍の中、自分のテリトリー(JTでいうと猫田体育館)で完結しようとしているチームも多くある中、頑張って、中国四国地方でのホームゲーム開催をやってくれているJTに敬意を表します。集客も簡単ではないでしょうに。
今日も、地元・鳥取県内の小中高のバレーボールチームの方が本当に沢山会場で緑のポンチョを着て緑のハリセンを持って応援をしてくださいました。
本当に本当にありがとうございます!
今日は「心ウキウキする」バレーボールをお見せできませんでしたが、是非とも明日も足を運んでくださることを願っております。
セット間のブレイクタイムで軽やかな?ダンスを披露するサンダー坊や
○今日の良かったこと
①坂下くんのサーブがちゃんと入った上に、効果があったこと(第3セットが効果率が落ちたことが課題です)
②L唐川のレセプションが安定していたこと
③大きなビハインドがあったにも関わらず1、2セットはジャンの集中力が切れていなかったこと
●明日以降の課題
①広島県以外でも頑張ってホームゲームを開催しているJTサンダーズ広島に対して、広島県以外のホームゲームの時に、いかに「相手チームが嫌がる会場の雰囲気」を作れるか
②OPジャンが、ベンチのロサノ監督ではなくコートの中のチームメイトとコンタクトが取れているか
③ラッセル、小野寺が気持ちよく自分らしいプレーが出来ているか
④コート内、ベンチ内、ベンチ外、コートDJ、会場のファン、バレーボールファン、が同じ色に染まること
小野寺選手の後ろからパイプ攻撃を仕掛けるラッセル選手
ラッセル選手の相手ブロックの間を抜くスパイク
伸びやかなトスアップを見せる金子選手
明日も現地応援、頑張ります!
余談:
競技というものはプレーヤーだけでは当然成り立っていません。「応援が力」はよく聞きますが、競技を支えているのはプレーヤーと観客だけではなく、多くの、チーム関係者や審判団、コートオフィシャル等に支えられています。
広島という土地は、この審判団やコートオフィシャル、会場運営に関係する人達と、関係を保ちつつ、技術を伝え、技術を磨いていく礎になっていると思います。
だから、広島にある、このチームを守っていきたいのです。
皆様と一緒に!
明日も、鳥取県民体育館でサントリーと対戦です。現地で勝利を信じて、会場を作りたいと思います。頑張れ!JTサンダーズ広島!
頑張ろう!NIPPON!(ちゃこ)