トップ画像は合宿スタート前の円陣、中央奥で腕を上げているのがカイル・ミリングヘッドコーチ、#10チャールズ・ジャクソン、#24ニック・メイヨ、#8グレゴリー・エチェニケ
記念すべきB1初挑戦の昨季、勝率・164で全20チーム中最下位に終わった広島ドラゴンフライズ。9月30日開幕の2シーズン目を迎えてどう変わるのか?変えるのはどこか?チームの新たな“色”をより鮮明にするための合宿が9月14日、福山市のエフピコアリーナふくやまで始まった。17日まで。
合宿は新型コロナウイルス感染防止の観点で無観客。16日には島根スサノオマジックと練習マッチを行う。
6シーズン目を迎えるB1リーグ戦開幕戦で広島ドラゴンフライズは10月2日、ホームの広島サンプラザホールにレバンガ北海道を迎える。
今回の合宿は過去のこの時期の合宿とは“異質”なものになる。メンバー11名のうち外国籍選手ふたりを含む6名がニューフェイス、そしてヘッドコーチもニューフェンス。
合宿の狙いや開幕に向けての意気込みについて、“ほとんど”チーム生え抜き広島で7シーズン目を迎える朝山正悟がみんなの思いをこう代弁した。
「開幕まで3週間を切ったということで最終調整に入ってきているのかなと思うんですけど、まだまだちょっとオフェンス面、ディフェン面でやらなきゃいけないことが多々あります。大枠、土台の部分はだいぶんできてきてるのかなと思うので、より細かい部分をコミュニケーションを取りながら今回の合宿でやっていきたいと思っています」
「新しい選手が入ってきた中で、ドラゴンフライズのやり方とか分からない部分もあると思いますので、チームルールなどを確認しながら、みんなで同じ方向に行けるようなそういった合宿にできれば…」
「いよいよバスケットのシーズンが来るということで僕たちもここまでいい準備ができてきていると思ってるんで、開幕を楽しみに待っていただけたらなと思っています」
練習場に姿を見せた右から新外国籍選手のチャールズ・ジャクソン、新加入のPG青木保憲、そして朝山正悟
新加入のSF船生誠也と今後について打ち合わせをするカイル・ミリングヘッドコーチ
トーマス・ケネディ(手前)とアイザイア・マーフィーは笑顔が絶えない
9月の第1週にはチャールズ・ジャクソン、ニック・メイヨの新外国籍選手ふたりも全体練習に合流した。今季からキャプテンとしてもチームを引っ張るグレゴリー・エチェニケは円熟味の増した広島3シーズン目、昨季帰化したトーマス・ケネディも広島3シーズン目。こうした顔ぶれをどういう形で起用していくのか?
カイル・ミリングヘッドコーチはその明るいキャラクターで日本国籍選手、外国籍選手に対して同じぐらいの時間をかけてコミュニケーションを取ってきたがそれが今回の合宿ではより濃密なものになりそうだ。