画像は朝山打撃コーチと野間
5月9日 〇1―0 中日5回戦(長良川球場)
通算29試合14勝15敗(首位DeNAまで5差、2位阪神まで2・5差、3位変わらず)
18時開始・2時間56分、12,886人
相手先発 福谷6回9安打無失点
広島本塁打 -
一番セカンド菊池
二番レフト西川
三番センター秋山
四番ファーストマクブルーム
五番キャッチャー坂倉
六番ライト野間
七番サードデビッドソン
八番ショート矢野
九番ピッチャー床田〇(6試合3勝)7回104球7安打無失点
島内H
矢崎S(6試合1勝1S)
中日も広島も6年ぶりとなる長良川球場での公式戦。
地方球場のマウンドは概してなかなか馴染みにくいもの。
中日先発の福谷は序盤3回とも一、三塁のピンチを招き、四回を終えて球数84。それでも6回無失点で乗り切った。
広島先発の床田は中部学院大時代にプレーした球場での凱旋登板。一、二回はやはり得点圏に走者を背負ったもののその後は持ち前のテンポ抜群の投球で、こちらも7回無失点。
迎えた八回の広島は中日4番手の祖父江から一死一、三塁として野間が中前適時打を放ち床田に勝ちをつけ、チームの連敗を3で止めた。
野間もまた大学時代には床田の2年先輩として、このグラウンドを駆け回った過去を持つ。
ところでこの日、野間は開幕から一番多く任されてきた二番ではなく六番に下がった。
5月2日からの横浜スタジアムでの3連戦では…
2日 相手先発ガゼルマン(右腕)で二番野間、五番西川
3日 相手先発バウアー(右腕)で二番西川、一番野間(今季初)
4日 相手先発石田(左腕)で二番上本、五番西川、野間ベンチスタート
5日からの阪神戦は…
5日 相手先発大竹(左腕)で二番上本、五番西川、野間ベンチスタート
6日、7日は雨天中止
…となっていた。
野間以外の二番が4試合続くのは初めて(3試合続くのも)だ。野間の打撃内容が芳しくないため二番が流動化した。
広島の総得点91(29試合)は中日の同80に続いてリーグワースト2。しかも5月は5試合で10得点と”2点打線”になっている。
西川の二番には攻撃重視の意味合いが強く、開幕当初から期待されていた野間の二番はファウルで粘ったりエンドランでつなぐスタイルが重視される。
一番菊池はこの日も3安打を放ち、出塁率・345は悪くない。
一、二番が起爆剤となり、驚異的なペースで打ちまくる秋山へが今の広島打線の理想形。
なお、この日の「二番西川」は5打数無安打3三振。菊池を一塁に置いて三度とも流れを切っている。(ひろスポ!取材班&田辺一球)