画像はJR広島駅、構内、5月9日撮影
5月5日にアップした以下の記事の続編…
第3次世界大戦回避へ…G7広島サミットで我々は何ができるのか…大型連休中の広島市街地を歩く | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)
こうして文字と画像に残しておくとあとあと、貴重な資料にもなる。
ひろスポ!取材班は東京五輪でも現地の模様を記録した。ほどなく代理店並びに一流企業と目される関係者が次々に逮捕されるという汚職塗れの一大国際イベントは日本の恥を世界に曝したも同然で、その余波をまともに受けた札幌などは気の毒としかいいようがない。むろん、そこに手を差し伸べるような関係者はいない。
世界平和を希求するスポーツの祭典でもこの程度。
要するにひろスポ!がクソ暑い中、東京を歩き回って撮影した下記記事内の風景には常に闇がつきまとっていた、ということになる。
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そう、”残しておけば”あとになって効いてくる。
G7広島サミット。湯崎英彦知事や松井一実市長がどんな言動を残し、関係者やメディアが日々何を主張し伝えているか?
どんな財産が残され、どんな負の遺産が浮き彫りになるか、それがのちに必ず見えてくる…
そしてサミット開催までいよいよ5月9日で「あと10日」になった。カウントダウン開始。
広島市南区のJR広島駅に設置されたカウントダウンボード。2022年10月31日、「あと200日」で除幕式がありついにカウントダウン…
同じく5月9日のJR広島駅新幹線口、雲一つない青空、ウクライナではこの青空から2022年2月24日、突然ミサイルが飛んできた、日本もそうならない保証などない…
同じく新幹線口に溢れるインバウンド(連休明けの5月8日撮影)
同じく8日、新幹線口を警備する警官。警官はふたりの一般女性としばらく会話していた。警備に当たる制服警官はたぶん歩いて回る、その場にずっといる、その場にいて途中で歩くの3パターン?新館線口警備を担当していたのが8日が神奈川県警、9日が愛知県警だった。
警察車両と観光バスめいぷる~ぷが並んでいる(8日撮影)、8日の警察車両は川崎ナンバー、9日は尾張ナンバー
余談になるが”彼ら”に話しかけるとけっこう盛り上がることもある。
ひろスポ!取材班とある県外からの応援警官の会話…
「東京五輪も警備した?」
-はい。
「それはお疲れさまでした!広島はどうですか?」
-学生のころ、広島に来て遊んだりお好み焼き食べたり…岡山は何もないので広島へ
「実は以前の県警本部長を連れていった旨いお好み焼き屋を知ってます」
-えっ!どのへんですか…
…警備の仕事はきっちりやらないといけないが、ずっと朝早くから立ちっぱなしで大変そう。何かあれば厳しくその責任を問われる。なんせ米国のバイデン大統領もやってくる国際一大イベントだ。
大型連休終盤、広島も雨、JR広島駅に近い交差点を曲がる警察車両(6日撮影)
市街地を南に向かう。紙屋町交差点から自転車で20分走ればメイン会場のグランドプリンスホテル広島がある元宇品地区だ。
ひろスポ!デルタルハンター班は快晴だった5月1日に現地に向かった。
途中、日清戦争帰還兵のために1985年(明治28年)に大日本帝国陸軍が設置した検疫所の歴史の地でもあり、広島サッカー国際マッチで雄姿を披露した第一次大戦ロシア軍捕虜のいた島でもあり、原爆投下で地獄絵図になった似島を写真に収めた。
画像中央が似島、似島は広島の歴史をずっと見て来た
宇品島(元宇品)に入ると真っ先に大型クルーズ船が目に飛び込んできた。クルーズ船後方の広島都市高速3号線も車で走ったが、対向車線の警察車両とひっきりなしにすれ違った
メイン会場のグランドプリンスホテル広島、入口に制服警官の姿を確認できる。この画像は1日撮影だが、大型連休最終日の7日「立ち入り禁止」になった。期間はサミット終了後の今月24日正午までで、結婚式場やレストランも含めた「貸切営業」となる。
1日には重機によるサミット用”防御工事”が進められていた
ホテル敷地内、警官と海…
1日時点でホテル敷地に通じる自然海岸などに高いフェンスが設置されていた
ロングで見るとこんな感じ、鉄柵はサミット用、さらに柵の内側に制服警官やホテル独自の警備員、警備員に「突然、海から怪しい奴らが来るかも?」と話しかけると笑っていた…
柵に守られたホテル上階から見る瀬戸内海の風景は間違いなく超一級観光資源、G7首脳がそのランドスケープに平和を噛み締め、同時に似島の歴史も知り戦争の愚かさを再認識できるか…
1日時点では画像中央奥の白い”防御壁”設置の最中だった。もうこのあたりには入れなくなった。
この画像は住民目線から見たサミットメイン会場。
サミットの期間中、元宇品地区への立ち入りには住民も外務省発行の「識別証」や「車両証」が必要になる。
住民の様子を探ろうと地元紙や全国紙の記者が現地を”うろついて”いた。
実際に住民らに話を聞くと次のような声が返ってきた。
・警察官が警棒やけん銃を下げているので怖い
・サミット期間はゴミを早朝に出せという、これまで何度も早くと言っても早くこなかったのに…
・必要な情報がよく伝わってこないので心配ではある
・気づいたときには島の南側の島内一周路が閉鎖されていた、散歩できんじゃないか!
住民らの生活空間に警察車両
以上、ひろスポ!取材班