画像はWEリーグ元年に、ゼロからスタートしたサンフレッチェ広島レジーナの選手たちの前でクラブのあるべき姿を説いたサンフレッチェ広島の仙田信吾社長
サンフレッチェ広島は8月1日午後4時前に以下のリリースをメディアに送信した。
当社普及部所属コーチの逮捕に関するお詫び
昨日7月31日(月)午後、当社普及部所属コーチが、広島県青少年健全育成条例違反により広島県警に逮捕されました。
事件当時、午前は中学校の非常勤講師、午後は当社契約コーチを兼務しており、当社専属となったのは本年4月1日からです。
事件の詳細に関しましては現在鋭意確認中ですが、まずもって、被害に遭われたご本人様、並びにご家族の皆様に多大なご迷惑とご心痛をおかけいたしましたことを心より深くお詫び申し上げます。
併せて、日ごろからサンフレッチェ広島にご声援を頂いているファン、サポーターの皆様、ご支援いただいている株主、スポンサー、地元自治体の皆様をはじめとする多くの関係者の皆様に、多大なご迷惑をおかけし、お騒がせいたしましたことを心より深くお詫び申し上げます。
追って、事実関係が明らかになり次第、厳正に対処してまいります。
また、このような問題が二度と起こらないよう、従業員に対する監督・指導を徹底してまいります。
以上、取り急ぎ、ご報告並びにお詫び申し上げます。
株式会社サンフレッチェ広島
代表取締役社長 仙田 信吾
ひろスポ!デルタルハンター班では、サンフレッチェ広島と2024年2月開業のエディオンピースウイング広島に関して「基町×紙屋町がダメになる日」という連載の中で諸課題を取り上げてきたし、今後も取り上げる予定でいる。
先ごろ第3者割当増資を発表したクラブが新たなステージに向けて経営力を強化していこうとする中で、一方では様々な問題を内包しており、こうした事件が起こることは残念でならないし、また大変厚かましい物言いになるが同時に「起こるべくして起こった」のでは、という疑念も拭い去れない。
Jリーグ30年の歴史の中で培ってきたはずのクラブのあるべき姿はどこへ行ったのか?
「サッカー事業を通じて夢と感動を共有し、地域に貢献する」という理念は大事にされているのか?
長らく外からサンフレッチェ広島を見てきたが、さすがに今回の事件は一発レッドカード!どころの話ではない。(ひろスポ!デルタルハンター班&田辺一球)