画像は青空の下、エディオンピースウイング広島をバックに2024スローガンを掲げる仙田信吾社長
サンフレッチェ広島は12月28日、新サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」の指定管理者として、施設の「鍵」を施設内で広島市から引き渡された。
晴れて同施設を管理する立場となったサンフレッチェ広島は、2024年2月10日に開催予定のプレシーズンマッチ、ガンバ大阪戦から広島の新たな夢の器を”稼働”させる。
引き渡し式のあと、仙田信吾社長は同スタジアム南西角の「基町環境護岸」で青空の下、囲み取材を受け、今後に向けての管理者としての思いなどを語った。
またクラブとしても経営規模において「ワンランク上」を目指すに当たり、ピッチ上での戦いをより熱いものにする2024スローガンとして「シン・ぶちあつ!」を発表した。
仙田信吾社長の話
この「ぶちあつ!」は、我々としては今までのスローガンからすると相当、冒険だったんですね。でも、やってみると「おもしろいじゃないか」と、他県から来た方も「これはおもしろいじゃないか」ということで「ぶちあつ!」になって、でも2年続けての「ぶちあつ!」に今度「シン」を入れたのは、とりわけ新スタジアムの「シン」が大きいと思います。
我々も、これで経営規模がワンステップ上がるんですよ。新スタジアムによって。それで先程来、申し上げているJリーグの中のトップリーグ、J1の中のさらにトップ層を目指す、そういう期待をこのスローガンには込めています。
クラブリリースより↓
2024シーズンは、『シン・ぶちあつ!』をスローガンに掲げ、さらにバージョンアップした「ぶちあつ」なサッカーを皆様にお見せします。
チームとしては2023シーズン、2年連続のリーグ3位で終える事ができました。
ミヒャエル・スキッベ監督体制3年目の2024シーズンは集大成となるシーズンです。
そしてついに、ファミリーの皆様、パートナー企業様、地域の皆様、サンフレッチェ広島に関わるすべての皆様にとっての夢であった新サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」が2024年2月1日に開業します。
選手の声やボールの音、ピッチの熱気を目の前で感じられ、今までにない圧倒的な臨場感と一体感を体験できるサッカー専用スタジアムで、広島の新たなステージがはじまります。
「シン・ぶちあつ!」は、2022,23年同様、広島弁の「とても」「すごく」を意味する『ぶち』と、勝利への熱、サッカーへの熱、広島を盛り上げる熱など、サンフレッチェ広島に関わるすべての『熱(あつ)』をあわせ、さらに『新』スタジアムで、『進』化したサッカーを展開し、自分と仲間を『信』じて戦い、タイトル獲得を果たし『真』の王者となる強い決意を込めた『シン』スローガンです。
力強い書体を「シン」と感嘆符「!」で挟み、これまで以上の塊感=「一体感」を表しています。
もちろん「ぶちあつ」い思いの中には「三本の矢」が隠れています。
世界に誇れるスタジアムで戦うことができる幸せを選手一人ひとりが最高のプレーで表現し、チーム、スタッフ、ファミリーが一体となって情熱的にアグレッシブに戦ってまいります。