画像は開幕第3戦も超満員となった横浜スタジアム
3月31日 〇5-1DeNA(横浜スタジアム)
広島 011 000 030・5
DeNA 100 000 000・1
広島通算3試合1勝2敗
14時1分開始・3時間0分、33,306人
相手先発 ●大貫6回4安打2失点
広島本塁打 田中1号①
DeNA本塁打 -
広島登録抹消 △アドゥワ△中村奨成△二俣▼レイノルズ▼シャイナー
広島スタメン
一番センター野間
二番サード田中
三番ショート小園
四番ファースト堂林
五番レフト秋山
六番キャッチャー坂倉
七番ライト田村
八番セカンド菊池
九番ピッチャー〇アドゥワ(1試合1勝)5回61球3安打1失点(自責1)
H益田
H矢崎
島内
栗林
開幕連勝で勢いづくDeNAを止めたのは、2019年8月以来の先発勝利を目指したアドゥワだった。
まずは度会対策。初回はスライダーと落ちる球で3球三振に仕留めた。
そのあとオースティンに二塁打を許し、二死から四番・牧を歩かせると、続く宮崎には外の真っ直ぐで初球ストライクを取ったあと同じような球を右前に適時打された。
しかしすぐに追いつてもらうと、二回は9球でツーアウトとして2打席目の度会は、低目の真っ直ぐ1球でセンターフライ。
すると三回には二番・田中に1号ソロが飛び出す好循環。最少リードを守りながら五回にも度会を中飛に打ち取り、責任回数でお役御免となった。
前日の試合中にコンディション不良を訴えたレイノルズとシャイナーが抹消され、4打席もらえればいい仕事をする可能性大の田中がスタメンで使えたことは大きい。
広島の5得点のうち2点は八回の相手の連続送球エラー絡み。そのあと坂倉の一ゴロ(打点1)でダメを押した。残りの1点は、二回に”悩める”田村が無死一、三塁で一ゴロを転がしてアドゥワにプレゼントしたものだった。広島打線は左打者が頻繁に得点に絡んでくるのが特徴だ。
おそらく”シャイノルズ”(3月15日初回オンエア、NHK広島放送局制作特番「みんなのカープ県民大会議開幕直前SP!」の中でチュートリアル徳井さんらが命名)は完全に良くなるまで数試合、”お休み”するはずだ。
その間に、田村とともに躍進が期待される久保や、入れ替えで上がってきた中村奨、二俣の右打者3人の出番が増えそう。また、坂倉のファーストスタメンもあるかもしれない。
「ファンがわくわくするような試合をお見せしたい」が口癖の新井監督だけに、次の地元開幕3連戦では、どんな”新井マジック”を用意するのか?マツダスタジアム関係者入り口のソメイヨシノはもうすぐ満開になる。(ひろスポ!取材班&田辺一球)