画像はレイノルズ、ファンに「ハロー」という機会に恵まれないまま広島を去ることになった
広島東洋カープは6月28日、以下の2項目をホームページにリリースした。
<6月20日(木)に実施した左肩の手術により、今シーズン中の復帰が見込めないため、広島東洋カープは、6月28日(金)、レイノルズ選手に契約解除の通知をし、ウェーバー公示の手続きを行いましたのでお知らせいたします>
<マット・レイノルズ選手の契約解除にともない、レイノルズ選手関連商品の受付をただいまをもちまして、終了とさせていただきます。誠に勝手ではございますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます>
さっそくネット上には様々なメディアのニュースがアップされた。だが、この球団情報はかなり乱暴だ。前日27日までマツダスタジアムではヤクルトとの3連戦があった。ファンの中にはレイノルズのユニホームやグッズを買った人もいるだろう。「逆に記念になる」という声もあるはずだが、チームが遠征(東京ドームで巨人戦)に出たとたん、発表するのが”カープ流”のようだ。だって手術したのは20日…
日刊スポーツも相当間抜けだ。
<レイノルズ「先週、肩の手術を受けました」自身のSNSで明かす>の見出しで26日午後10時過ぎにネットニュースを上げている。記事内にはファンや広島にお別れを告げたような「 」も掲載されているが、それ以上、踏み込んでいない。結論から言えばSNSに上げた時点で契約解除は必然…それを書かずして何のためのメディアか…もちろん”絶対に発表するまで書くな”というのはどの球団でも日常茶飯事ではあるのだが…
問題は読者がそれをどう受け止めていたか…
メディアリテラシー…26日付中国新聞一面「天風録」が、自戒の念を込めて情報の送り手、受け手のあるべき姿に触れていたのは”そういうこと”なのである。
今、都内で猛威を振るっている石丸伸二さんはSNSを自在に操り、マスメディアに対して際めて厳しい目を向けていて、その言動がネット時代の情報の受け手に高く評価されているのは紛れもない事実…
ひろスポ!は、ハナからレイノルズを当てになんかしてこなかった。ついでに言えばシャイナーもそうだ。
実際、ひろスポ!では以下の記事を前出の日刊スポーツの記事と同じ25日にアップした。同じレイノルズ関連記事でも見出しからしてニュアンスがかなり違う。そう、もう先がないことを匂わせ、したのである。
シャイナーはというと、こちらは二軍戦に出続けているが、いっこうに調子は上向いてこない。NHK広島放送局が3月の開幕前特番のスタジオ展開で「シャイノルズ」という冴えた造語をオンエアで披露していて、ひろスポ!はその造語を何度も使わせてもらっているが、コンビもあえなく”解消”…
なお、この話の肝は不確実な外国人野手に頼るようなチーム編成をせず、2月のキャンプの時からこうなるこを見越したかのように、様々な手を打ってきた”新井一家”のマネジメント力の勝利!という極めてプロ的なところにある。(ひろスポ!メディア取材班&田辺一球)
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