画像は床田寛樹
8月28日 〇2-1中日(バンテリンドームナゴヤ)
広島 000 200 000・2
中日 010 000 000・1
広島通算112試合60勝47敗5分け(首位キープ、2位巨人と0差変わらず)
18時開始・2時間31分、36,146人
相手先発 ●小笠原8回9安打2失点
広島本塁打 -
中日本塁打 カリステ7号ソロ
広島登録抹消 -
広島スタメン
一番センター秋山
二番レフト中村奨
三番サード小園
四番ライト末包
五番キャッチャー坂倉
六番ファースト堂林
七番セカンド菊池
八番ショート矢野
九番ピッチャー床田(21試合11勝5敗)7回1/3、88球7安打1失点(自責1)
Hハーン
S栗林(51試合4敗35S)
前夜(27日)の”ミラーゲーム”になった。スコアはまた2対1で広島が勝った。先制点は二回の中日で、カリステの7号ソロ。決勝の2点は同じ四回で、坂倉のタイムリー(前夜は石川昂の2点タイムリー)だった。
試合後、床田は「ムダな四球を出さないように、先頭を出さないように、と切り替えて投げてました」と振り返った。7回1/3を投げて7安打無四球。八回途中からはハーン、そして栗林とつないだ広島が苦手中日からひとつ取り返した。
床田は初回、先頭の岡林の打球を左膝上辺りに受けたが続投した。
「自分の集中力不足だったので…痛くなくて良かったです」と答えてはいたが痛くないはずはないだろう。投球が続けられないほどの痛みではなかった、が正解か?
もっと言えば、痛かろうが痒かろうが続投するしかない状況でもあった。
7月31日のDeNA戦(マツダスタジアム)で東と投げ合い7回1失点で10勝目。リーグトップで二桁に到達すると同時に全17試合でクオリティスタートに成功する、という安定感を誇っていた。
ところがそこから4戦続けて勝ち星なし。8月14日のDeNA戦(マツダスタジアム)では5回3失点でついにQSに失敗。21日の前回登板(東京ドーム)では両軍ゼロ行進で迎えた七回に坂倉の先制ソロが飛び出したのに、その裏、先頭の坂本に四球を与えて浅野に同点打を許した。
黒田球団アドバイザーの発案により先発陣数人に与えれている「チケット」権を行使して、この日のために独自の調整を続けてきた。どうすればチームの勝利につながる投球ができるのか?その分、責任も自分の身に降りかかってくる。
名古屋移動日前にマツダスタジアムで九里、玉村らと先発調整した時も、軽く1時間ほど体を動かしただけで、大半の時間はコンディショニングや休養に充てた。結果的には「まあボチボチ普通くらいかなぁ」という投球ができた。
と同時にチームの連敗を2で止め、前夜の森下でも止めきれなかったバンテリンドームナゴヤでの連敗も「5」で止めることに成功したのである。