熱気溢れる会場にあいさつする広島ドラゴンフライズメンバー
広島ドラゴンフライズが記念すべき第1歩を白星で飾った。2013年8月、 広島県を本拠とするチームとして「新規参入」を宣言してから1年2カ月、ゼロからのスタートが最初の実を結んだ。
10月10日、国内17チームでNBL2シーズン目がスタート!新規参入でウエスタンカンファレンス6チームに名を連ねた広島ドラゴンフライズは11日、広島サンプラザホールに2130人の観衆を集めて兵庫ストークスと対戦して80-63で快勝した。
詳しい試合データは以下のとおり。
1P 25-14
2P 17-19
3P 17-19
4P 21-11
木下グループMan of the Matchは#25 平尾充庸
スターティングメンバー
広島:#5柳川龍之介、#10竹内公輔、#25平尾充庸、#27ファイ・パプ・ムール、#55オマー・リード
兵庫:#8中務敏弘、#13道原紀晃、#15根来新之助、#19梁川禎浩、#32アイザック・バッツ
広島ドラゴンフライズSTATS
【得点トップ3】
#25平尾充庸 16点
#13 クリント・チャップマン 13点
#10 竹内公輔 11点
【リバウンドトップ3】
#10 竹内公輔 10リバウンド
#55 オマー・リード 8リバウンド
#13 クリント・チャップマン 6リバウンド
【アシストトップ】
#25 平尾充庸 5アシスト
試合後の佐古賢一ヘッドコーチ
選手たちが作戦どおり、集中してプレーしてくれたことに感謝したい。調子のいい選手も悪い選手もいたが、80点をとって相手を60点台に抑えたということは、チームとして戦えたということなので、これを続けていきたいですね。
たくさんのお客様の前で、より一層気が引き締まりましたし、試合前には選手に「今日は歴史的な一戦だから、チームを支えている人たちのために戦わなくてはいけない」と伝えました。そういう特別な試合に勝つことができてよかったです。
まだ本当にシーズンは長いんですけど、今日のように集中してゲームにのぞめれば、プレーオフは夢ではないと思います。
※NBLはホーム&アウェーで各27試合、合計54試合制。ウエスタンカンファレンスは6チームのため4チームと5回戦総当たりの20試合、1チームと6回戦(6試合)を行う。交流戦はプロ野球のように期間を定める形にせず、随時組み込まれる。
さらにイースタンカンファレンス7チームと4回戦総当たり合計28試合の交流戦を行う。レギュラーシーズンは来年5月3日まで。
プレーオフは東西カンファレンス上位3チームで争う。2位、3位チームでクォーターファイナル(3試合制2勝)を争い、その勝者と1位チームでセミファイナル(同システム)を実施、最後に5月23日(土)からNBL王者を決めるファイナル(5試合制3勝)がある。
NBL初代王者は東芝ブレーブサンダース神奈川(イースタンカンファレンス)、準優勝は和歌山トライアンズ(ウエスタンカンファレンス)
なお昨シーズンの兵庫ストークスは9勝45敗、勝率1割6分7厘でウエスタンカンファレンス5位
なお、地元で開幕戦を迎えた広島ドラゴンフライズはアリーナをショーアップする様々な仕掛けでスタンドとの一体感を演出し会場を盛り上げた。
チアリーディングチーム「フライガールズ」
開幕セレモニーの中で平尾キャプテンが「たくさんの方に開幕戦に足を運んでいただきありがとうございました」とあいさつ。さらに「これから先、もちろん頂点を目指していきますが、ファンのみなさんの声援が必要なのでよろしくお願いします!」と呼びかけた。
12日も兵庫ストークスと広島サンプラザホールで午後2時から対戦する。