地域と共に、みんなの広島スポーツ交流マガジン

画像は新井貴浩監督と小園海斗

 

侍ジャパンは11月22日の台湾戦にも勝って東京ドームでのプレミア12、スーパーラウンドを４戦全勝で終えた。同ラウンド１位の仁保は、23日に同２位の台湾と世界一を懸けて戦う。

 

ところでこの時の試合では小園海斗、坂倉将吾のカープ勢がベンチスタートとなり、出番なしのままチームの勝利をベンチで喜んだ。

 

地上波中継はTBＳ。ゲスト解説に招かれたマエケン＝前田健太さんは残念ながら古巣の侍戦士に向けたコメントなしでこの日の“登板”を終えた。

 

あまり表に出てこないが、日本の勝利に徹する井端弘和監督は、様々な手法で今回のチームを創り上げ、ケアし、そしてほぼ満足のいく形で決勝へと駒を進めた。

 

打線ひとつ取ってみても、ちょっと簡単には想像がつかないような並びになっており、また途中出場やスタメン組バックアップで起用された選手たちの活躍も非常に目立つ。この日、いきない初回に先頭打者ホームランを叩き込んだ村林一輝はその最たる例だろう。

 

一方で、投手陣は2連投まで、など短期決戦でもコンディショニングを重視、ガツガツと勝ちにはいかない方針も徹底されている。

 

今や侍ジャパンの顔となった小園海斗と坂倉将吾の神々ってるふたりを決勝に向け温残したのもその一貫だろう。このことはふたりが今後も侍ジャパンの屋台骨を背負っていくことを示唆している。舞台が大きくなるほどに力を発揮する、その力を見抜いた井端弘和監督もさすがだが、広島という土壌の下で鍛えられた成果とも言えるだろう。

 

 

新井さんに怒られる…なんてジョークも聞こえてくるが、新井さんはそんなことで怒ったりはしない。

 

 

ただ、今回、神々ってるコンビが発揮しているパフォーマンスは、来季の新井カープのスタメンオーダーやポジションに、影響を与えることにならないか？

 

 

菊池涼介という大きな存在が広島のセカンドを長らく固めてきているが、小園海斗がそこに固定され、また二番に固定されたらどうなるか？坂倉将吾が公式戦の７割以上でスタメンマスクをかぶるようなことになり、そのルーティンの中で中軸に固定されれば、チームにはどんな化学変化が起こるだろうか…（ひろスポ！取材班＆田辺一球）

 

速報プレミア12、スーパーラウンド第３戦、日本vs台湾（11月22日、東京ドーム）

侍ジャパンスタメン

セカンド村林一輝
ファースト佐藤都志也
センター辰己涼介
DH森下翔太
レフト佐野恵太
ショート紅林弘太郎
サード清宮幸太郎
キャッチャー古賀悠斗
ライト五十幡亮汰
ピッチャー早川隆久

１回表
早川隆久－古賀悠斗のバッテリー

チェン・チェンウェイ（左打者）…初球バントはファウル、4球目二ゴロ正面

リン・リー（右打者）…フルカウントからフォーク空振り三振！

ツォン・ソンエン（右打者）…１、２球130キロ台空振り、3球目ショート正面ゴロ、上々の立ち上がりになった

 

 

1回ウラ
台湾は左腕のチェン・ボーチンが前日に続く先発

ここまで６の０の村林一輝…２ボールからインローをうまくさばいた、打球はレフトポールのすぐ右、スタンドに向けて一直線、あっと言う間に先制！きょうも井端采配的中
日本１―０台湾

佐藤都志也…ストレートの四球

辰己涼介…初球死球

無死一、二塁で森下翔太…３－１になった球筋がまったく安定しない、5球目スライダーを狙う打ち！三塁線破って２者生還
日本３－０台湾

なおも無死二塁で佐野恵太…２－１から進塁打の二ゴロ、一死三塁

…で、ここで台湾早々と二番手右腕のジャン・グオハオにスイッチ

紅林弘太郎…初球打ち！センター犠飛で4点目
日本４－０台湾

清宮幸太郎…２－２から難しい低目打って左飛

2回表
四番ジリジラオ・ゴングァン（右打者）…３－１からものすごいスイングで左前打

パン・ジュカイ（左打者）…１ボールから中飛

ジャン・クンユー（右打者）…台湾の応援が熱い…３ボールになった大量援護で早川隆久置きにいっている、4球目もボール…意味のない四球で一死一、二塁

タイ・ペイフォン（左打者）…また初球ボール、空振りで１－１、また外完全にボール、甘い真っすぐライト大飛球でタッチアップされた、二死一、三塁

ユー・ドンファ（左打者）…また初球浮いてボール、2球目抑え過ぎボール、早川隆久表情が険しい余裕なし、ボール球空振り、外１４５キロストライクで２－２、カットボール空振り三振！
日本４－０台湾

２回ウラ
ジャン・グオハオ続投

古賀悠斗…4球目カーブ空振り三振

五十幡亮汰…フルカウントからの6球目二ゴロ

村林一輝…１、２球遅球見て２ストライクからのチェンジアップ低目をまた第１打席のようなスイング軌道で低いラインドライブのヒット！

佐藤都志也…２－１まで見て低目をセンター前ヒット！二死一、二塁

辰己涼介…一ゴロで３アウト、二番手右腕になって低目やコーナーを丁寧に突く投球になった、そこからヒットの村林一輝と佐藤都志也ナイス！
日本４－０台湾

３回表
九番ジャン・ジェンエ（左打者）…また初球置きにいってボールだが4球目１４６キロ見逃し三振！

チェン・チェンウェイ…また初球ボール、4球目投ゴロ

リン・リー…初球ピッチクロックでボール、２、３、4球目とどんどん外れて四球ってかなりメンタルに来ている

ツォン・ソンエン…初球１４４キロ高目ファウル、低目真っすぐストライク、インロー真っすぐわずかにボール、4球目まともにミートされた、左中間まっぷたつ…台湾に１点与えた…
日本４－１台湾

ジリジラオ・ゴングァン…変化球１、２球空振り、真っすぐボール、アウトローチェンジアップボールで２－２、内角真っすぐボール、6球目のチェンジアップは投げた瞬間にボールでまた四球、早川隆久ツーアウトから苦戦

二死一、二塁でパン・ジュカン…アウトロー１４６キロストライク、スライダー空振りで２ナッシング、カットボールファウル、手前でワンバン、5球目二ゴロで３アウト

３回ウラ
ジャン・グオハオ続投

森下翔太…中飛だが雰囲気がある

佐野恵太…２－１から ヘッド効かせた流し打ち、ショートよくグラブに入れたがこぼれて内野安打

紅林弘太郎…5球目低目変化球空振り三振

清宮幸太郎…初球低目チェンジアップ空振り、外のチェンジアップボール、内角真っすぐボールで２－１、外いっぱいカットボールストライク、低目のカーブ捉えた！ライトライナー惜しかった
日本４－１台湾

４回表
早川隆久ここまで59球

ジャン・クンユー…また初球ボールで３－１から右飛

タイ・ペイフォン…また初球カーブボール、2球目も完全にボールぜんぜん修正できない、３球目一邪飛

ユー・ドンファ…初球外真っすぐボール、3球目センターライナー、この回３分、11球で終了
日本４－１台湾

４回ウラ
ジャン・グオハオから右腕のクオ・ジュンリンにスイッチ

古賀悠斗…初球強く流し打ったが右飛

五十幡亮汰…１ボールから中飛これもいい感じ

村林一輝…４球目ハーフスイング三振、日本も7球で攻撃終了

５回表
早川隆久70球

九番ジャン・ジェンユ…また２ボール、ファウル、外スラボール、真っすぐファウル、１４５キロ浮いてまた四球４つめ

途中からセンターに入るチウ・ジーチェン（左打者）…また初球チェンジアップ浮いてボール、7球目外れて四球

無死一、二塁でリン・リー…初球ストライク！外のチェンジアップ、２球目真っ直ぐファウルバットが内側から出ている、アウトローファウル、スライダーもファウル、高目つり球で１－２、外変化球ボール、7球目高目真っすぐ打たれた、紅林弘太郎飛びつくがセンター前に抜けてタイムリー
日本４－２台湾

なお無死一、二塁で三番のツォン・ソンユン…お決まりの初球ボールのあとレフト側痛烈ファウル、で外ワンバンまた簿先行、チェンジアップ空振り、内角真っすぐボールでフルカウント、スタンド騒然、膝元真っすぐボールだ四球、無死満塁、早川隆久まさにひとり相撲

ジリジラオ・ゴングァン…３ボールになった、置きにいって押し出し、この回4つ目の四球
日本４－３台湾

とうとう清水達也にスイッチ

無死満塁でパン・ジュカイ…ワンバンと完全なボール球で２ボール、3球目ピッチャーライナー…否足もとでワンバン１・２・３ゲッツー！！！よく捕球した

二死二、三塁でジャン・クンユー…２ボールから真っすぐストライク、インローいっぱいストライクで２－２、フォークファウル、150キロもファウル、フォークにバット止めたがスイングの判定！ピンチ脱出
日本４ー３台湾

５回ウラ
クオ・ジュンリン続投

佐藤都志也…２ストライクから二ゴロ

辰己涼介…３－１からわずかに高い四球

森下翔太の代打牧秀悟これは予定通りの交代だろう…ボール、ファウル、ボール、ファウル、ここで間が長い、タイミング外されながら牧秀悟振り切った…打球はレフトへ…ポールわずかに左大ファウル、6球目遊ゴロ６・４・３もファーストセーフ

二死一塁で佐野恵太…初球ライトポール右ファウル、ボール、3球目叩きつけてゴロ中前打、二死一、二塁

紅林弘太郎…３ボールからストライクと空振りでフルカウントになった、アウトロー際どいスライダーボール…四球

二死満塁で清宮幸太郎…初球清宮幸太郎の足元でワンバンタイムリー暴投

日本５－３台湾

二死二、三塁で１ボール、試合再開、２球目低目ボール、３球目低目ファウル、アウトハイ真っすぐボールで３ー１、外１４９キロ振り遅れ空振りでフルカウント、インロー高々と打ち上げた…センターとライトがフェンスに張り付く、ふたりがジャンプ…その上フェン直！2者生還、三塁打！！！
日本７ー３台湾

アイブラックがデビル小園海斗っぽい古賀悠斗…フルカウントから7球目見逃し三振で３アウト

６回表
マウンドに北山亘基

タイ・ペイフォン…初球１５０キロボール、2球目１５２キロ右飛、このテンポ！！！

ユー・ドンファ…5球目真っ直ぐ中前打

ジャン・ジェンユ…２ボールから真っすぐ空振り、真っすぐファウル、１５２キロ快音…右中間フェンスの一番上に命中、一死二、三塁

今季リーグ最多安打のチウ・ジーチェン…カーブストライク、フォークファウルで２ナッシング、変化球捉えられた、一塁線抜かれて２点二塁打
日本７ー５台湾

代打リン・アンクア、一発のある左打者…１－２から強い一ゴロ佐藤都志也がダイブで捕球して一ゴロ

二死三塁でツォン・ソンユン…１、２球ストライク、外１５２キロボール、カーブボールで２－２からの１５２キロ空振り三振

６回ウラ
クオ・ジュンリン続投

五十幡亮汰…１－１からピッチャー、ファースト間のバント、見事な内野安打

村松一輝…１－２まで五十幡亮汰動きなし、ファウル、牽制球、また牽制球、またファウル、さらにファウル、7球目もファウル、スライダーボールで２－２になった、アウトローいっぱいスライダー見逃し三振

台湾は左腕のワン・ジシエン、サイドスローにスイッチ

一死一塁で佐藤都志也…まずは牽制球、初球ストライク、2球目詰まってショート後方に落ちた、五十幡亮汰一気にサードへ

一死一、三塁で辰己涼介…ここもバットを内側から出してヘッドに乗せてレフト線二塁打で２者生還
日本９－５台湾

台湾は右腕のチェン・グアンウェイにスイッチ

一死二塁で牧秀悟…１－２、１２９キロ空振り三振

佐野恵太…３ボールから１４１キロストライク、5球目一ゴロで３アウト

７回表
北山亘基続投

ジリジラオ・ゴングァン…5球目低目チェンジアップ空振り三振

パン・ジュカイ…１ボールからカットボール空振り、カーブストライク、真っすぐファウル、チェンジアップボールでフルカウントからファウル、外カットボール空振り三振！

ジャン・クンユー…５球目真っ直ぐ大きな右飛、この回３人で抑えたのは大きい
日本９－５台湾

７回ウラ
チェン・グアンウェイ続投

紅林弘太郎…初球打ち、ショートファインプレーで遊ゴロ

清宮幸太郎…4球目左飛

古賀悠斗…真っすぐ空振り三振
日本９－５台湾

8回表
北山亘基続投！

タイ・ペイフォン…5球目ワンバンフォーク空振り三振

ユー・ドンファ…ここで真っすぐ入らず四球１個目

ジャン・ジェンユ…6球目外真っすぐ決まって見逃し三振

チウ・ジーチャン…ここも4球目１５２キロ空振り三振！第２先発として真っすぐがいい、そこが早川隆久との大きな違い
日本９ー５台湾

８回ウラ
台湾は右腕のファン・エンツーにスイッチ

五十幡亮汰…二ゴロ

村林一輝…一、二塁のゴロ、セカンよく追いついた、１回転してファースト送球も正確アウト

佐藤都志也…初球遊ゴロ、好守備、台湾打撃も守備も粘り腰、素晴らしい
日本９－５台湾

９回表
横山陸人で締める

リン・アンクア…初球真っすぐストライク、2球目大きな放物線、ライトスタンド最上段へ着弾
日本９－６台湾

代打ジュ・コーシェン…初球捕邪飛

ジリジラオ・ゴングァン…三ゴロ

パン・ジュカイ…左飛でゲームセットだが、この回の柵越えといいあすに向けて台湾にも多くの好材料…
日本９－６台湾