画像はミヒャエル スキッベ監督
サンフレッチェ広島は2月27日、オーストラリアAリーグのマッカーサーFCを退団したフランス人のFWヴァレール・ジェルマン(Valere Germain)が完全移籍で加入したと発表した。背番号は98。
2023年にAリーグに移籍して45試合に出場、19得点、7アシストの攻撃力。昨季はカップ戦優勝を経験した。
ヴァレール・ジェルマンプロフィール
■生年月日 1990年4月17日(34歳)
■国籍 フランス
■身長/体重 181cm/73kg
■所属チーム
2011-15年 ASモナコ(フランス)
2015-16年 OGCニース(フランス)
2016-17年 ASモナコ(フランス)
2017-21年 オリンピック・マルセイユ(フランス)
2021-23年 モンペリエHSC(フランス)
2023-25年 マッカーサーFC(オーストラリア)
■代表歴
2011年 U-21フランス代表
2012年 U-23フランス代表
ヴァレール・ジェルマンのコメント
サンフレッチェ広島というクラブと契約ができ、早く合流したくてワクワクしています。ミヒャエル・スキッベ監督、セハット・ウマルコーチを含め、クラブ関係者の皆様が私を信じ、この素晴らしいクラブでプレーする機会を与えてくださったことに感謝します。
私自身、自分のキャリアの中で達成したい目標がまだたくさんあります。素晴らしいコーチ陣と成功を収めているこの偉大なクラブで、試合で勝ち続け、トロフィーを掲げるための強い決意をチームで共有し、常に後押ししてくれる情熱的なファン・サポーターのために自分の100%を捧げます。
監督たちと話をした時に、サンフレッチェこそ自分が求めていた場所だと確信しました。ここでインパクトを残し、クラブ、ファン・サポーターが幸せになるために自分の全てを出し切ります。一日も早く新しいチームメートたちや皆さんに会えることを楽しみにしています。
……
ミヒャエル スキッベ体制4シーズン目でJ1優勝など取れるタイトルは全部取る!ことが期待されるサンフレッチェ広島の新加入選手はこれが6人目。ピエロス・ソティリウ、ドウグラス・ヴィエイラ、ゴンサロ・パシエンシア、エゼキエウの退団により注目されていた外国籍選手補強はサポーターにとっても、十分に期待が持てるものとなった。34歳というのが若干気になるが、結果で示してもらおう!
一方で、この日、クラブからはFW満田誠のガンバ大阪への期限付き移籍が発表された。移籍期間は2026年1月31日まで。
こちらはサポーターにとっては残念な報告に…。今季のチーム開幕戦2月8日のFUJIFILM SUPER CUP 2025 、ヴィッセル神戸戦(国立競技場)でも出番がなく、J1ホーム開幕戦の横浜F・マリノス戦(2月28日)ではベンチ外だったため、スタンドのファンからは「絶対におかしい…」などと移籍を不安視する声が上がっていた。
過密日程のシーズンを乗り切るためには2チームを編成できるだけの戦力が必要だが、開幕を迎えるに当たって「1・7チーム分で中盤は厚いが、前と後ろは2チーム分になっていない」(サンフレッチェ広島を身近で見守る関係者)状況だった。足踏みすることなく国内ビッグクラブへの道を歩むサンフレッチェ広島と、J1、3位・3位・2位で今季を迎えたミヒャエル スキッベ監督にとって、”勝負手”ともいえる今回の移籍発表となった。
満田誠コメント
この度、ガンバ大阪に期限付き移籍することになりました。このタイミングでの移籍になり申し訳なく思っております。3年間で良い時も悪い時も沢山の方に支えられて様々な経験をさせていただき、たくさん成長させていただきました。
エディオンピースウイング広島でのファン・サポーターの皆さんの熱い応援は最高でした。本来であればさらなる活躍をスタジアムでお見せしたかったのですが、なかなか思うような結果が出せずに葛藤する時間が増えてしまいました。
この新たなチャレンジの決断を許してくださったクラブには感謝しかありません。より成長した姿を皆さんにお見せできるように頑張ってきます。約3年間、ありがとうございました。
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