来春のセンバツ大会へ向け重要な戦いになる高校野球広島県秋季大会の準決勝が10月5日、三次市のみよし運動公園野球場であった。
第1試合は尾道商が広陵との打撃戦を制し13対7で勝った。
尾道商は今夏ベスト4のメンバーが5人。三回に1点を先制すると身長192センチ、体重は100キロ目前の松井健(2年)が引っ張った打球は左中間スタンドへの3ランとなった。
尾道商は五回に4連打などで5点を加え、この回を終えて9対3とリード。
しかしこのあと広陵打線の反撃に遭い七回を終えて9対7まで詰め寄られたが八、九回に2点ずつ加点して逃げ切った。
第2試合は延長の末、広島新庄が盈進に17対6で勝って決勝に進んだ。
初回に盈進が主将の横山太一(2年)の満塁本塁打で5点を先制したこの試合。
追いかける広島新庄は、中盤で着々と得点し七回に勝ち越して6対5とリード。しかし九回に同点とされ延長へ。
延長十回、二死二、三塁から広島新庄打線は秋田駿樹(2年)の右前適時打を皮切りに連続適時打などで11点を挙げて勝負を決めた。
決勝は同球場で6日午後0時30分から。その前に午前10時から3位決定戦もある。
なおともに3年ぶりの決勝進出となった尾道商と広島新庄は10月25日から始まる秋季中国地区大会(どらドラパーク米子市民球場ほか)に出場する。