中国地区大学野球連盟は4月6日、11日と12日に予定されていた春季リーグ戦(1部)の第2週のカードについて、ホームページで予定の変更を発表した。
会場となる山口県周南市の津田恒実メモリアルスタジアムが新型コロナウイルス感染拡大防止のため使用できなくなった。
この日、周南市と隣接の下松市で新たに4人の感染が確認され、山口県内の感染者は13人となった。この日の未明に会見した村岡嗣政知事によるとクラスターが発生した可能性が高いという。
このため周南市の新型コロナウイルス対策本部では、感染拡大防止のため5月10日まで市が管理する体育施設を閉鎖することを決定して使用予定の団体などに通知した。
開幕直前になって福山大学の当面の不参加が発表され、5校でのスタートとなった中国六大学野球は、感染対策を行い岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで4月4日、開幕したばかり。第2週で早くも躓いたかっこうとなった。今後について連盟側で対応を検討する。
同リーグでは第3週の試合会場も未定となっている。第4週は呉市の鶴岡一人記念球場で、第5週はマスカットスタジアムが予定されている。