サンフレッチェ広島は9月14日、オフィシャルサイトに以下の文言をアップしてサポーターに対して”強い要請”を行った。
以下、サンフレッチェ広島のオフィシャルサイトより。
SNSにおける差別的、誹謗中傷的な投稿について
昨日(9月13日)の試合終了後、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にて、弊クラブ、および所属する監督や選手に対して、差別的発言や誹謗中傷を伴う看過できない発言が見受けられました。
サンフレッチェ広島としては、いかなる差別的、侮辱的な行為や言動、SNSなどでの発言も、絶対に許すことはありません。
これからもサンフレッチェ広島は、差別や暴力のない社会の実現に向けて、継続的に取り組みを進めて参ります。
サンフレッチェ広島
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サンフレッチェ広島は9月13日の明治安田生命J1リーグ第16節、川崎フロンターレ戦に1-5のスコアで完敗した。
サンフレッチェ広島は公式LINEのほか、Facebook、Twitter、Instagram、YouTubeでもサポーターと相互交流できる場を有している。
その中に「差別的、侮辱的な行為や言動」あるいは誹謗中傷などがSNSに書き込まれていたのだとしたら、それはまさに平和都市広島をホームタウンとするサンフレッチェ広島に対する最大限の愚行、ということになる。
Jリーグと各クラブではこれまでも幾度となく、サポーターの問題行動には真正面から取り組む姿勢を貫いてきた。
「フェアプレー」の精神を前面に押し出して長らく戦ってきたサンフレッチェ広島は、2度のJ2降格を除けば、幸いにして大きな騒動とは無縁の歴史を重ねてきた。
もしもSNS上で「フェアプレー」の精神に反するような発言をしたサポーターがいるとするならば、その危険な”芽”の部分は早い段階で摘み取られるべきであり、また同時にサンフレッチェ広島としても「差別や暴力のない社会の実現に向けて、継続的に取り組みを進めて」いく、その姿勢をいっそう確かなものにしていくことが求められる。