全国高校サッカー選手権、広島県大会はベスト8による決勝トーナメントの準決勝が11月9日、広島広域公園第1球技場で行われた。
前回大会の覇者で2次リーグAブロック1位の皆実は先週の1回戦でBブロック2位の広島県工に6-0で圧勝。山陽との対戦となったこの日も前半を0-0で折り返したあと、後半3分に先制して試合の流れを引き寄せると13分に2-0としてアディショナルタイムに3点目を加え3-0で決勝に進んだ。
山陽は決勝トーナメント初戦の高陽戦も1得点でプレッシャーのかかる場面での決定力不足が悔やまれる。
広島皆実への挑戦権は如水館(Cブロック1位)がつかんだ。皆実の対抗馬とみられていた観音(Bブロック1位)を準決勝で1-0と振り切り、初の決勝に駒を進めた。
観音は決勝トーナメント1回戦で皆実と0-0で引き分けた瀬戸内を4-3で下して勝ち上がってきた。しかし、この日は前半に相手のCKをゴールキーパーが痛恨のオウンゴール…。
一方の如水館は過去4度、ベスト4入りしながら準決勝の壁に跳ね返されており、五度目の正直となった。
決勝は11月16日(日)、同じく広島広域公園第1球技場で午後12時45分キックオフ!