第97回全国高校野球選手権広島大会第6日、3回戦1日目(7月18日)
4会場で3回戦8試合が行われ、力の均衡した熱戦が続出した。
広島商に競り勝ちその勢いで一昨年の覇者・瀬戸内と激突した広は0-4の七回、主砲の清水裕有が今大会3発目となる2ランを左翼越えに叩き込むなど4点を奪い試合は振り出しに。その裏、2点を勝ち越されてもすぐに再び追いついて6-6のまま延長に突入したが延長十二回、3人目の1年生・中川裕二がサヨナラ犠飛を上げられ力尽きた。
高陽東も延長十回、近大福山に1-0でサヨナラ勝ちした。決勝点は相手のフィルダースチョイスだった。主戦の稲垣克哉は6安打完投、エラーゼロのバックが盛り立てた。
向原は初戦で32得点の三次と延長十一回を戦い、0-0の十一回に3点を奪って勝負を決めた。
シード校の市立呉は6-0で日彰館に快勝。主戦の野村秀一が日彰館打線をピシャリと封じた。
新庄は美鈴が丘にコールド勝ち。2年生左腕の堀瑞輝が毎回の8奪三振でパーフェクトピッチングだった。
試合結果
コカ・コーラウエスト
第1試合 新庄10-0美鈴が丘(五回コールド)
第2試合 観音4-2祇園北
福山市民球場
第1試合 市立呉6-0日彰館
第2試合 高陽東1-0近大福山(延長十回サヨナラ)
呉市二河野球場
第1試合 向原3-0三次(延長十一回)
第2試合 尾道 商6-3三津田
尾道しまなみ球場
第1試合 瀬戸内7-6広(延長十一回サヨナラ)
第2試合 工大高10-0神辺旭(六回コールド)