第39回日本ハンドボールリーグが10月25日、岩手、愛知、広島、佐賀、熊本の合計6会場でスタートする。
男子は3連覇中の大同特殊鋼フェニックスを軸に展開する。
女子も3連覇中のオムロンピンディーズが中心となり、全日本社会人選手権を制した北國銀行ハニービー、広島メイプルレッズの昨季3強がそのあとを追いかける。
広島メイプルレッズはきょう10月25日(土)、午後2時から広島市の佐伯区スポーツセンターでHC名古屋を迎え撃つ。HC名古屋は昨季、1勝17敗の7位(最下位)。広島メイプルレッズの優位は動かないが、問題は試合内容。
広島メイプルレッズは三重バイオレットアイリスから獲得したGK毛利久美(岡山出身)を中心に、長丁場のリーグ戦を変更を加えることなく続けることのできるディフェンスシステムの構築を進めており、開幕戦をいかに最少失点に抑えることができるか?
また新戦力の松村杏里(大阪教育大卒)と門谷舞(東京女子体育大卒)が、これまで宋海林に偏りがちだった攻撃にいかにバリエーションを加えることができるか?
「弱かった両サイドに新人が入った。松村を中心に多彩な攻撃をしていきたい」と呉成玉監督。攻守両面に渡って開幕戦から見どころ満載、となりそうだ。