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2015年10月30日
編集部編集部

宇品にサッカースタジアムはできない!けっきょくエディオンで…というシナリオは、最強サンフレッチェ広島とサポーターらに失礼過ぎないか?

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広島みなと公園
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    ダグ

広島みなと公園から宇品港ターミナルに向かう人の波。広島みなと公園周辺は平日の夕方、週末、日曜・休日ともなると大型車両などを中心に交通力が増し、渋滞が発生、「定時性の確保」が難しくなる。トップ会談などではここに数百台のシャトルバスを走らせるなどしてサポーターを市内中心地からピストン輸送する、という現状をまったく認識していない計画が真顔で?検討されている。

サンフレッチェ広島がみたびJ1王者立つために二の矢、三の矢を放っている。天皇杯初制覇(前身の東洋工業時代を除く)も射程にとらえる。

一方で広島の新サッカースタジアム問題は目に見える形ではまったく進んでいない。…そればかりか水面下ではさらにおかしな方向に話が進みつつある。

なぜ宇品にスタジアムなのか?

その答えは2014年秋まで1年半をかけ話し合いが行われた、サッカースタジアム検討協議会の「最終とりまとめ」にある。小谷野委員、野村委員ら、サッカー界を代表して同会議に参加した面々は旧広島市民球場跡地での建設の有効性を説いたが、他の複数の委員がそれぞれの立場で宇品地区の広島みなと公園を推した。

また「会議では跡地のデメリットなかりが強調され、跡地なら建設費194億円、宇品は143億円という数字が弾き出された」(関係者)ことで、メディアがこの数字に飛びついた。この関係者は「数字はどうにでも変えられる」とあきれ顔で話している。

ひろスポ! 参考記事
hirospo.com/pickup/22662.html

なぜ、宇品地区の港湾関係者らはスタジアム建設に反対なのか?

宇品・出島地区は海田エリアと合わせて一大物流基地。出島のコンテナターミナルからは「定時性」が生命線の物流が分単位、秒単位で血液のようにこの物流ゾーンを巡っている。すでに周辺道路では渋滞が発生。そこに3万人規模のスタジアムを作れば「血栓」ができて物流は死んでしまう。これはコンテナターミナルを利用する国内外のすべての関係者の死活問題に直結し全国62の国際コンテナ港で平均10位のコンテナ取扱量を誇る広島国際コンテナターミナルは「世界中の笑い者になってしまう」(物流担当者)

…で今、どうなっているのか?

港湾関係者らと広島県、広島市の話し合いはひと言でいうと平行線。…というより迷路に入り込んでいる。物流の定時性を確保するためには新たなインフラ整備が不可欠で、その費用は200億円レベルとされていたが最近になって60億円レベルに一気にトーンダウン。10月25日には宇品地区の交通対策に関する交通調査が行われた。

この調査は、旧市民球場跡地と広島みなと公園の比較検討の際、一度は職員らの手でまとめられた資料が具体性に欠くということで、わざわざ予算を取り専門の調査機関に依頼してのものだったが港湾関係者は…

「サッカースタジアムでは短期間に3万人が出入りする、この調査日にあった帆船フェスタは2日間でせいぜい1万人が2日間に渡りパラパラ出入りするだけ」

「まったく意味のないポーズでしかない調査の結果を見せられても意味がない」

と一刀両断。

そして…

「スタジアムの話がどこにも出ていない、のはどういうことか?」

ひろスポ!の取材によると、現在は広島県担当者と港湾関係者の間でもっぱら話し合いが行われていることが分かった。新サッカースタジアム建設は広島市の手によって行われるが、実情は違う。

「最初は市、県、商工会議所と我々で…という話だったのにいつの間にか県の担当者が窓口になった。しかも港湾振興課ではなく、来ているのは都市圏魅力作り推進課で、メッセコンベンションだの、複合施設だのそんな話ばかり。サッカースタジアムの話はどこにも出なくなったので、交通整理を!と伝えてある。我々はインフラがしっかり整備され、市民のみなさんと行政側が話をしてスタジアムが宇品に必要というなら協力します!でも…」

さらに驚くべき事実、すでに「新たに道路をつけることで合意して騒ぎは収束」として一部では認識。

さらに港湾関係者の間では、広島都市高速などインフラ面での新たな道路整備案によって「合意が見られこの話は収束」との認識が広島県の一部にあることが判明し、ここでまた猛反発の声。

加えて…

港湾関係者が「旧広島市民球場跡地の方の進捗情報」を訪ねても、県担当者から具体的な話はいっさいなし。

「広島市と松井市長の顔がまったく見えないし、サッカー関係者や本当にスタジアムが欲しい市民らにはもっと声をあげていただかないと、我々も最終的にどうすればいいか、その判断が難しくなる」

とはいえ…

「もちろん基本的に我々は宇品へのスタジアム建設には反対です」

…というのが港湾関係者の基本スタンス。

付け加えるなら港湾関係者の怒りにも似た不信感はサッカースタジアム検討協議会にも向けられている。

「どうして協議会は我々の声もまったく聴かずにこういうことを決めてしまったのか!」と…

ただ、サッカースタジアム検討協議会の11人の委員の中で「宇品」に固執した委員は一部の委員だ。そういう意味では「旧広島市民球場跡地を推す」小谷野委員、野村委員らの懸命な声に抗い「広島みなと公園」との併記の結論に持ち込んだ…

検討委員会、三浦浩之会長(広島修道大学人間環境学部 教授)と 山根恒弘副会長(公益財団法人広島市スポーツ協会 会長)

…は本来、この港湾関係者と県担当者の話し合いの場に参加してでもその説明責任を問われることになる。

 

以上の話をまとめると、広島みなと公園での新サッカースタジアム建設はすでに死に体、旧広島市民球場の方は放置…、で、その先には「アクセス、Jリーグワーストランク」(全国サポーターの共通認識)のエディオンスタジアム広島へのJ1王者とそのサポーターらの”定住化促進”というシナリオが待っている…ということになる。

ひろスポ!・新サッカースタジアム取材班

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