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2017年03月23日
編集部

誰かのせいですっかり影の薄れた広島サッカースタジアム問題、広島商工会議所の深山会頭「早期に」「道筋」、松井市長はスルー

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3月12日にグランドオープンを迎えたミクニワールドスタジアム北九州(トップ画像説明、広島新サッカースタジアム取材班撮影)

 

サンフレッチェ広島、久保允誉会長のエディオンでは先ごろ、旧広島市民球場跡地に隣接のエディオン本店の建て替えを発表した。取りようによっては「スタジアムの一件で呆れ果てた久保会長の気持ちの表れ」(街の声)と考えることもできる。

広島のサッカースタジアム問題。ひろスポ!広島新サッカースタジアム取材班も現状には呆れ果ており!?しばらく「スルー」していた。

しかし、広島の新聞、テレビもスタジアム問題の深い部分にはほとんど触れなくなった。せっかく北九州に新スタジアムができてもそれをクローズアップするわけでもない。残念なメディアが多い。

…なので、この「#広島サカスタ問題」専門チャンネルでの、ニュース報道を再開する。

なお、広島商工会議所の深山英樹会頭には先日、改めてあいさつさせていただいた。

その広島商工会議所では3月23日、議員総会を開いた。新年度の予算の承認などが行われる中、サッカースタジアム問題についても事務方から経緯などの説明があった。

それで終わり、かと思ったら、そのあと深山会頭自らが発言、集まった多くの議員を前に次のように訴えた。

「広島の新たなシンボルとして、広島全体の活性化に繋がることが大いに期待されます。早期にスタジアムの建設に道筋をつけたいと考えています」

昨年1年をほぼまるまる費やした対立の構図。

広島市の松井市長、広島県の湯崎知事、広島商工会議所の深山会頭の「3者」対久保会長。

「3者」が「優位」と言い続けてきた「広島みなと公園案」対「旧広島市民球場跡地サンフレッチェ広島独自案」。

湯崎知事が「広島みなと公園案」”座礁”の事実を表に出さないまま続いた両者の無意味なせめぎ合いの末、昨年7月ごろから「第3の候補地案」を持ち出した(持ち出すような流れを引き受けた)深山会頭。

その立場からすれば、「広島の新たなシンボル」の「早期」「スタジアムの建設」の思いはひと際強いはずである。

しかもこれだけ力強い発言があることから、水面下では各界関係者の思いも一定の方向で固まりつつあることがうかがえる。

ただ、深山会頭の言葉にあるように、いまだにその「道筋」をつけることが最大のテーマという状況だ。「筋道」をつけるだけで、広島にサンフレッチェ広島が誕生した時から数えて20有余年が経過…

3月12日には、広島の遥か後方からスタジアム建設をスタートさせた北九州の新スタジアム、ミクニワールドスタジアム北九州がめでたくオープンの日を迎えた。

同スタジアムは2010年11月の基本方針発表から6年で見事、形になった。広島市が広島市民球場の貨物ヤード跡地への移転(マツダスタジアム)を決め、サッカー関係者が改めて旧広島市民球場跡地へのスタジアム建設を希求したのは2004年秋、である。

スタジアム建設にかかわる広島の関係者は、揃って新スタジアム建設の修身的役割を果たした北九州市役所を訪ねてみてはどうか?

北九州市関連オフィシャルサイト
www.city.kitakyushu.lg.jp/shimin/01600147.html

なお、広島商工会議所の議員総会では深山会頭のスタジアム関連の話のあと、松井市長があいさつに立ったがサッカースタジアム問題についてはひとことも触れなかった。

広島新サッカースタジアム取材班

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