未来投資会議で、スマートベニューとしてのスタジアムなどの整備に関するプランについて説明する安倍総理
ひろスポ!で他のメディアに先駆け以下の記事をアップした。
安倍首相から名指しされた!?広島…まったく聞かなくなった?広島サッカースタジアム問題、実は国家戦略として進行中!(4月10日掲載)
hirospo.com/pickup/37261.html
内容は…
一向に広島で聞かなくなったサッカースタジアム問題で、国家的戦略としてのスタジアム整備計画が具体化しつつあり、安倍首相が2025年までに大型スタジアムやアリーナを全国に20カ所整備する方針を発表。「広島」の名もそこに明記された。
3月24日、首相官邸で開かれた未来投資会議での中身がそれ。なお、ひろスポ!ではちょうど1年前に次の記事をアップしている。
シンパイ!広島県からセンパイ!広島県へ、旧広島市民球場跡地へのサッカースタジアム建設で産業構造大変革!わしらは”スポーツ”立都市”を目指すんじゃ!(2016年4月11日掲載)
hirospo.com/pickup/28538.html
…というもの。
そのあとひろスポ!では以下、3本の関連記事をアップした。
国家戦略の広島サッカースタジアム、1年前に「サンフレッチェ、カープは社会的公共財として重要なポジションにある」と主張するレポート届く(4月12日掲載)hirospo.com/pickup/37321.html
安倍首相の下、進められる「未来」スタジアム構想、広島での第一歩、Bリーグチェアマンがサンフレッチェ広島織田社長、広島ドラゴンフライズ福岡会長と意見交換hirospo.com/pickup/37358.html
特報!国策広島マチナカスタジアムへ…Bリーグチェアマンがサンフレッチェ広島、さらに松井市長を電撃!?訪問でB&Jリーグ前進…(4月14日掲載)hirospo.com/pickup/37379.html
…で、その”流れ”で、4月19日に行われた広島県議会の総務委員会(委員数11人)では尾熊良一氏(公明党議員団・福山市)が、未来投資会議で国が進めるスタジアム計画について県にその活用を求めた。
これまでひろスポ!の問い合わせに対して広島県の担当者は「未来投資会議の内容については確認しているが、こちらから動くことは今はない。国が補助してくれるなど、具体策が示されればまた違ってくる」と回答。広島市担当者のスタンスも似たようなもので、両者とも自分たちの方から積極的に動く、という姿勢ではなかった。
県の総務委員会は昨年の今頃、散々、スタジアム問題を混ぜくり返した。それは今もメンバーに名を連ねる林正夫氏(自民党議員連盟・広島市中区)が「広島みなと公園案」に固執し、他の委員から疑問の声が上がったにもかかわらず、その歩みを半ば強引に進めようとしたためだ。
ひろスポ!関連記事
久保会長「みなと公園は使わない」宣言!の数時間前、広島県議会総務委員会紛糾、市民、サポーター、サンフレの意思に抗う「宇品推し」の理由は…(2016年3月4日掲載)
hirospo.com/pickup/27203.html
林氏は、サンフレッチェ広島や港湾関係者の声をいちいち聴くことは必要ない、とまで言っていたし「メディアに圧力もかけていた」(放送関係者)という。
もちろん、今となっては”沈黙”するしかないのだろうが、そんなことをやっているうちに、少なくともこの1年を無駄にしたことは事実である。その”ツケ”も含めて、県は市と連携を図りながら、未来投資会議プランのモデルケースとして、他都市を牽引していくようにならなければいけない。
なぜか?
Hiroshima Peace Memorial Stadium(仮称)が実現した場合、広島は新たなスポーツ産業の振興を目指すこの国の「成功例」として、高く評価される可能性が非常に高い、と考えるからである。
広島新サッカースタジアム取材班