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2018年05月22日
編集部

FC東京、川崎、セレッソ大阪らの追撃をどう振り切るか?サンフレッチェ広島の足立修強化部長に聞く

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足立
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サンフレッチェ広島 山本拓也社長(左)と練習を見守る足立修強化部長

サンフレッチェ広島が2位のFC東京に勝ち点9差をつけてワールドカップ、ロシア大会のための中断期間に入った。

昨季、崖っぷちに追い込まれた選手、関係者、サポーターの中で、今のこの状況を予測したものはどれぐらいいただろうか?

2017年12月最初に、城福浩監督の名前が報じられた時、足立修強化部長は「今まで積み上げてきたずべてのものを維持しながら、育成も含めてもう一度ゼロからスタートしたい。そして、ベテランも若手ももう一度育てていく。基本に戻ってやっていきたい」と語っていた。

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開幕を迎え、J1リーグ戦で北海道コンサドーレ札幌と浦和レッズを、YBCルヴァン・カップでガンバ大阪を倒したあと、足立強化部長は「開幕以降、攻撃的なところが観たいとかいろいろ言われる中で、守から攻への切り替えがうまく行っています。いい守備がすごくできています」と話していた。

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そして、4月から中断期間までの14連戦を前にして、足立強化部長は「5試合終わってこの成績でもこの14連戦が終わってまったく違うことも起こりうるし、もしかすれば上と下がはっきり分かれてしまうかもしれません。だから、ここからもブレずに勝ち点をひとつずつ積み上げることです」とJ1リーグ戦第15節終了時点に思いを巡らせた。

結果的には「まったく違うこと」とはならず、サンフレッチェ広島は首位のまま。ただ、その時点で追撃態勢にあった、川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、セレッソ大阪、柏レイソルの昨季4強のうち柏レイソル、鹿島アントラーズは9位以下に沈み、川崎フロンターレがサンフレッチェ広島に勝ち点10差の3位に、第15節でサンフレッチェ広島に2-0快勝したセレッソ大阪が勝ち点11差の4位につけている。

今回、青山敏弘がA代表に招集されるという大きなニュースも飛び込む中、サンフレッチェ広島は7月18日のJ1リーグ戦再開に備えることになる。

そこで、足立強化部長をひろスポ!独自に、また直撃してみた。

 

足立強化部長の話

勝ち点差はまったく私たちは考えてませんね。勝ち点9は野球だと3ゲーム差みたいなものです。すぐに追いつける、置いつかれる数字ですからそこは気にしない。

やっぱりこれからも選手も僕らもそれは忘れて、一戦一戦目の前の勝ち点を取っていく。

ただ、この中断期間についてはいろいろなことがあると思いますし、下には力のあるチームがひしめいています。例えば莫大な資金で選手を取ってくるとか、もしかしたら監督も交代するようなことも考えられるし、以前にも言いましたが後半戦は別のリーグになるんじゃないかと思いますね。

今年は特殊なシーズンですから、今までの勝ち点、成績は忘れて、またもう一度ゼロから目の前の試合に集中する。それしかないと思いますし、うちはそういう集団ですから。

(城福浩監督も最近は、相手ではなく自分たちとの戦いだと言っている、と振られて)そうそう、そのとおり。我々がもっと勝負にこだわらなければいけないし、自分たちの求めているフットボールはまだまだ完成されていないので、その中で日々、自分たちと向き合いながらやっていきたい。

(青山と青山のバックアップについては)そうですねぇ、やっぱり中盤の選手層は一番厚いと思っているので…。その中でもやはりヘソの部分が一番大事で、そこは伝統的にも自信がありますからね。次世代では青山のパートナーの稲垣になると思うし、吉野恭平、森島司、松本泰志、川辺駿もいますし、彼がいることによって青山が生き返った部分も正直なところあると思いますね。彼らにとって青山は非常に高いハードルでしょうけど、早く追いつけ追い越せ、ですね。

(選手がハードスケジュールの中でも高いパフォーマンスを維持している点については)やはり去年の成績に関してメンタルとフィジカルを考えるとフィジカルで去年は分岐点だったかなとも思います。もともと力のある選手はいたわけですから。

池田さんは、日本でもトップのフィジカルコーチだと思います。経験のある選手らに対してそれを上回る経験のある監督に、補佐役のフィジカルコーチが必要だとはずっと思っていましたから。そこに選手たちも今までのサッカー人生で蓄積してきたものをぶつける、いい意味でのトライが続いているという形になっていますね。それが今の成績に繋がっているのでしょうね。

まあ、問題はこれから夏に向けての「サンフレ対策」でしょうか。それに対して我々のひとつの自信はディフェンスを構築できたこと。繰り返しになりますが後半戦は別のリーグ…です。我々も腹を括って今シーズンを迎えた訳ですから、今後も緊張感を持ち続けて、ベストな形で7月のリーグ戦再開を迎えたいですね。

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