画像は如水館高校の練習風景
夏の甲子園目指し、広島大会あす開幕、頂点に立つのは広陵か、広島新庄か、それとも如水館ら県東部勢か…
あす11日、93チームが参加して第96回全国高校野球選手権広島大会が開幕する。
開会式は午前11時からマツダスタジアムで開催。開幕戦は高陽東―観音のカードで、午後1時30分からマツダスタジアムで行われる。
昨年の決勝では広島新庄と瀬戸内が延長十五回引き分けの再試合という広島高校球史に残る名勝負を演じた。
再試合の末、瀬戸内が夏の甲子園へ。一方の広島新庄は今春のセンバツで初の大舞台を経験した。
監督交代で新たな気持ちを胸に今夏に挑む瀬戸内、春夏連続を目指す広島新庄、それに春の県大会と中国大会を制した広陵、3年ぶりの夏を狙う如水館、シード校の一角・広島工、同じくシード校で地力を蓄えつつある尾道、尾道商、盈進などの県東部勢も勝ち上がってくる可能性がある。
この中でシード権を逃した広島新庄がどういう戦いを見せるかが一番の注目になる。
広島新庄は2回戦からの登場。勝ち上がれば4回戦で2年前、1年生大会で優勝した尾道商と当たる可能性が高い。ここをクリアすればおそらく順々決勝でベスト4をかけ如水館とぶつかるはず。そうなればまたしても迫田兄弟の対決となる。
決勝は7月27日午後1時から尾道のしまなみ球場。「カープの日程の影響で」(高野連関係者)マツダスタジアムが決勝で使えない異常事態となり、地の利のある県東部勢に追い風が吹いている。