笑顔の山田亜斗夢
広島ドラゴンフライズは11月9日、茨城県水戸市のアダストリアみとアリーナでB2第9節GAME1 、茨城ロボッツ戦に88-86のスコアで勝って4連勝をマークした。
司令塔の古野拓巳をケガで欠く中での一戦は、岡本飛龍がスターターに名を連ねた。
前半33-39。第3クォーターは21-14で54-53と逆転。第4クォーターはそのままクロスゲームになり、残り2分24秒で75-73にしたが残り35秒で75-75となり5分間の延長へ。
ジャマリ・トレイラー、小澤智将の得点で開始早々79-75とした広島ドラゴンフライズは残り3分1秒で3Pを決められて79-80。そこからまた互いに譲らぬ展開となり、残り47秒でジャマリ・トレイラーが決めて87-86として逃げ切った。
古野拓巳の穴を埋めるべく岡本飛龍のプレータイムが23分14秒、チーム最年少の山田亜斗夢が23分32秒。朝山正悟20得点、26得点のジャマリ・トレイラーはフリースロー11本で8本沈めた。小澤智将も32分8秒のプレータイムでフリースロー6本を全部成功させて17得点。
広島ドラゴンフライズ初代キャプテンを務めた茨城ロボッツの指令塔、平尾充庸はプレータイム40分58秒で15得点6アシストだった。
茨城ロボッツは6勝10敗、勝率・375で東地区4位、広島ドラゴンフライズは14勝2敗、勝率・875で西地区首位。2位の香川ファイブアローズとは3ゲーム差。
広島ドラゴンフライズ以外でまだ2敗のチームは13勝2敗、勝率・867で中地区首位の信州ブレイブウォリアーズだけ。
B2第9節GAME1
広島ドラゴンフライズ 88-86 茨城ロボッツ
1Q:20-15
2Q:13-24
3Q:21-14
4Q:21-22
OT1:13-11
入場者数:1,882人
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#8グレゴリー・エチェニケ、#24田中成也
茨城:#6小林大祐、#12ジャーラ志多斗、#25平尾充庸、#27眞庭城聖、#32ダニエル・オチェフ
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#0ジャマリ・トレイラー26点
#2朝山正悟 20点
#9小澤智将17点
◆リバウンド
#8グレゴリー・エチェニケ 16リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 13リバウンド
◆アシスト
#0ジャマリ・トレイラー 7アシスト
茨城ロボッツ
◆得点
#2福澤晃平26点
#27眞庭城聖 18点
#25平尾充庸 15点
◆リバウンド
#44グレッグ・マガーノ11リバウンド
◆アシスト
#27眞庭城聖8アシスト
#6小林大祐7アシスト
広島ドラゴンフライズ、堀田剛司ヘッドコーチの話
なかなかタフなゲームになってしまった。茨城さんの日本人選手のシュート力は怖く、そこも練習では言ってきたが、どうしてもピックアップが遅くなり3Pをやられた。ターンオーバーからの失点も多い。しっかり修正するところは修正し明日も勝ちゲームを作れるよう臨んでいきたい。
小澤智将の話
アタック出来たところは個人的には良かった。序盤もだが、ターンオーバーが多い。チームとしてもだが、個人的にも4つしている。そこが反省点。自分の持ち味は少し出せたかなと思う。タフなゲームを勝ちきれたのは大きい。明日に向けてしっかりと準備していきたい。
朝山正悟の話
スタッツだけ見ると負けてもおかしくない展開だった。ただその中で、自分たちとしても最後まで戦えたことが勝ちに繋がった。今回PG陣も経験をつめ、そしてゲームに勝ち成長できたことは大きい収穫。ゲームの内容に関してはイージーなターンオーバーが多かった。