画像は城福浩監督
サンフレッチェ広島のJ1リーグ優勝の可能性が11月9日、なくなった。
昨年も11月10日、残り2試合でやはり優勝の可能性が消えている。
ひろスポ!関連記事
サンフレッチェ広島、J1優勝はならず、で問題はどうやって5連敗から「頭を上げる」か、一方盟友のV・ファーレン長崎は…
hirospo.com/pickup/51231.html
サンフレッチェ広島は6月の第15節から8月末の第25節までクラブタイ記録の11試合無敗で順位を4位まで引き上げた。
10月5日のホームゲームではヴィッセル神戸を相手に6-2で快勝。6得点もクラブタイ。しかしACLの関係で試合日程が変則になった10月29日の第31節ホームゲーム、浦和レッズ戦に1-1で引き分けたこと苦しくなり、さらに11月2日の川崎フロンターレ戦(アウェー)に1-2で競り負けたことで、鹿島アントラーズ、FC東京、横浜F・マリノスの上位3チームのうちどこか1チームが勝った時点で優勝がなくなる状況になっていた。
11月9日にあった第31節。鹿島アントラーズは川崎フロンターレに0-2で敗れたが、横浜F・マリノスは北海道コンサドーレ札幌に4-2で勝利、FC東京も1-0でジュビロ磐田を退けたため現在勝ち点51のサンフレッチェ広島は残り3戦全勝でも勝ち点60で勝ち点62のFC東京、勝ち点61の横浜F・マリノスに届かない。
6位のサンフレッチェ広島は第32節、ホームで勝ち点59のまま今節で3位に後退した鹿島アントラーズと対戦する。
第33節では11月30日、アウェーで監督パワハラ騒動もあり今節で5連敗となった湘南ベルマーレと対戦する。
最終節は12月7日、ホームで今節13位のベガルタ仙台と対戦する。
J1優勝のなくなったサンフレッチェ広島にはまだACL出場枠確保という大きな目標がある。
ACL出場枠はJ1上位3チームと天皇杯優勝チーム。両者が重なった場合はJ1リーグ戦4位のチームが滑り込む。
勝ち点59で3位の鹿島アントラーズは天皇杯ベスト4にも残っている。勝ち点51で6位のサンフレッチェ広島は次節、エディオンスタジアム広島で鹿島アントラーズを倒すしかない。