先の第1回IBAF21Uワールドカップで、21U侍ジャパンの中軸打者としてその名を「全国区」にした広島の鈴木誠也が11月21日、秋季練習を打ち上げた。
チーム本隊がキャンプを張る宮崎・日南市には入らず、台湾から帰国後は広島県廿日市市の大野練習場で調整を続けていたが、日南キャンプ打ち上げと同時に鈴木誠也のプロ2年目のシーズンもオフに入ることになる。
…が、入団1年目の12月、この大野練習場に併設された大野寮に入ってすぐに、毎日のように屋内練習場での打撃練習を続けてきた鈴木誠也には当然ながら「オフもバットは日振り続けます」…。
プロ2年目の今季はレギュラーシーズン終盤でスタメン・ライトで起用されるようになり、少ない打席数ながら打率3割以上をマークしたが本人の希望は「来季はサードで勝負したい」というもので、当然ながら休んでいる暇はない。
堂林、Uターン移籍の新井ら”強敵”が勢ぞろいするホットコーナーにこの日、名乗りを挙げた鈴木誠也がもしもサードのポジションをモノにするようだと、菊池、田中の二遊間、外国人枠となる可能性の高い一塁と左翼、丸とドラ1ルーキーの野間峻祥…
近い将来はそんな布陣になるのだが果たして…