ひろスポ!で「1点差ゲーム」にハマる、と予想した広島と巨人の昨夜の一戦(7月24日)は、そのまんま2-1のスコアとなって菅野の力投により巨人がエース対決を制した。
エース前田健太を立てて「対菅野戦」1勝3敗。広島の受けたダメージは小さくない。
トータルでは広島の対巨人戦成績は8勝7敗。そして15試合のうち1点差負けがこれで6試合となった。対する1点差勝ちが4試合。要するに3試合に2試合は1点勝負になっている。
ちなみに昨夜で4度対戦した前田健太と菅野の投げ合いはすべて1点勝負。
4月9日のマツダスタジアムでは前田健太が初回に援護してもらった1点を守りきり勝ち投手。
4月22日の宇都宮市清原球場では逆に菅野が初回に1点を援護されそのまま「スミ1」で勝ち投手。
5月12日の東京ドームでは七回に2点を失った前田健太が1-2で菅野に投げ負け、昨夜は九回に前田健太が2失点、菅野は1失点で決着を見た。
そんな中、今夜広島の先発マウンドに上がる福井には「黒田の時」に続くリベンジの期待が高まっている。
「黒田の時」とは6月30日、東京ドームで記憶に残る投げ合いを演じた黒田が、九回サヨナラ負けを喫した一戦を指している。
この試合を落とした広島はそのまま一気に押し切られるやに思えたが第2戦でプロ初登板、初先発の薮田が好投。1勝1敗に持ち込むと第3戦の福井は巨人打線を8回2安打2失点に抑え今季6勝目をマークした。
前田健太は昨日で連勝が4で止まり17試合に投げて8勝。黒田は14試合で6勝、ジョンソンは16試合で7勝。登板日の不規則な福井は11試合にしか先発していないが黒田と同じ6勝をあげ、前回7月12日の中日戦(ナゴヤドーム)も勝ちはつかなかったが8回4安打無失点と結果を出している。
前回、巨人戦での福井は初回、先頭の長野に三塁打を打たれ続く立岡に犠飛を許すと三回にも四球とヒットで一、三塁のピンチを招き坂本に中犠飛をもっていかれた。
しかし失点はこれだけ。四回から八回までは無安打ピッチングだった。
一方、巨人の予告先発・高木勇も勝てない日々が続く中、黒田と投げ合った東京ドームでは8回1失点(八回、丸のソロホームラン)と広島打線の前に立ちはだかった。
…となると、今夜もまた1点を争う接戦が予想される。広島では今夜「みなと花火」大会が盛大に催されるが、マツダスタジアムも「一発勝負」となるだろうか?