高橋建氏が11月7日、西宮市内の阪神球団事務所で就任会見を行い、「現役時代に一緒にやった金本さんは特別な方」と話した。また電話で直接、二軍投手コーチ就任を要請されたことも明かした。
広島ではローテーション左腕として70勝をマーク。メジャーにも挑戦した高橋氏はその後、プロ野球評論家、プロ野球解説者として地元で活躍していた。
広島は高橋氏の退団前後から、長らく左腕投手の人材不足に泣かされ続けており、高橋氏は有望な指導者候補だったが、同じく広島OBの金本監督の手によって見事に一本釣りされた格好になった。
高橋氏はその温厚な人柄で誰からも好かれる反面、テレビ、ラジオ、新聞の解説・評論では他のOBが球団に遠慮してか口にしない厳しいコメントを野村前監督時代から堂々と述べることでもファンから高い支持を得ていた。
「指導者として前々からやってみたい思いがあった」という高橋氏は国内では赤いユニホーム以外に初めて袖を通すことになるが、「金本さんから、チームは広島ではないけれど、アメリカに渡るより楽だろう。2軍だけど一緒にがんばらないか、と言われて嬉しかった」と”種明かし”。
ひろスポ!の悪い予感!?は見事に的中した…。
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