地域と共に、みんなの広島スポーツ交流マガジン

【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア > 各種競技スポーツ > ちゃこのVプレミアレポート!JTサンダーズ、2季ぶりのV狙うパナソニックをフルセットの末、撃破!
2015年11月07日
ちゃこ

ちゃこのVプレミアレポート!JTサンダーズ、2季ぶりのV狙うパナソニックをフルセットの末、撃破!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 3

    飛翔会

  • 2

    ダグ

  • レッドヘルメット

Vプレミアリーグ 男子大会は、1レグ 第2戦が、11月7日(土)に2会場で行われました。

我がJTサンダーズは東京都墨田区総合体育館でパナソニック・パンサーズと対戦しました。

一昨年優勝(JTは準優勝)チームのパナは、昨年は、かろうじて「ファイナル6」に出場したものの、そこでまさかの全敗。終わってみれば「6位」に沈みました。

今シーズンは、一昨年活躍した助っ人・ダンチを再び呼び戻し、攻撃力・守備力を安定させ、巻き返しを狙っています。

1レグ 第1戦も、東レを3-1で下し、1勝0敗(勝ち点3)で、JTと並んでいます。

川村監督も二年目。全日本で主将を務めた清水は乗っており、注意が必要です。

さて、試合は…
2522
2527
2225
2519
1917

セットカウント3-2で勝ちました!

point2をゲットしました。

JTサンダーズのスターティングメンバーは、サントリー戦の時とほぼ同じ。

WS 越川・八子
MB 安永・筧本(サントリー戦では町野でした)
OP レオ  L 唐川
S 深津旭弘

対するパナはWS ダンチ・アマラウ、渡辺(福澤ブラジルチームに移籍。今シーズンは出ていない)
MB 白澤・山添
OP 清水 L 永野
S 深津英臣

…渡辺以外、不動のメンバーですね、一昨年と。これがいいのか悪いのかわからないけど。

第1セットは、試合開始直後からサーブレシーブが乱れ、0-4までパナに走られてからの巻き返しとなりました。

八子くんのサーブの時に点差を縮め、越川さんのサーブの時に逆転!セカンドタイムアウトはJTが奪う、というJTの形が出来ていた、安定の第1セットでした。

第2セットは、3-0でJTリードからスタートしましたが、アタックミスや八子くんがブロックされるなどで逆転されると、なかなか追い付くことが出来ず、徐々に点差が開いていきます。

差が4点まで広がった時に、ビスコ監督動きます。

今日攻撃が決まってなかった筧本を下げて、若手の中島を投入。5点差になった時に、八子くんに替えて、安井さん(昨年はOP登録。レオが故障した時か、ピンチサーバーしか出番がなかった。今年はWSとして登録。)を投入。

ビスコ監督、いつも、交代して出場した選手がキッチリと自分の仕事を理解し、実現出来なければいけない、と言われてましたが、安井さん、中島くんはどちらも強力なサーブの持ち主。

見事起爆剤になって、土壇場のところで、23-23の同点に追い付きます!

25-25からの、レオのアタックの判定を巡ってかなり時間を要しましたが、結局パナpointとなり、25-26。このままこのセット落としてしまいます。

大事な第3セット。

ぱっと見はシーソーですが、JTはリードを奪うことが出来ず、常に1~3点を追いかける展開が続きます。

追いつけそうで追いつけない展開に、ビスコ監督は 安永に替えて町野を投入。(安永はその前のサーブ失敗しており、第1セットと合わせて二回。サントリー戦で見せた攻めるサーブが打てていなかった)

器用は当たり、16-16と追いつきますが、逆転することが出来ません。

強力なサーブの、レオ、越川さん、八子くんが全てサーブミスをし、得点が取れなかったことが原因と思われました。

第4セット。

point制になってから、ここを取ってフルセットまでもつれさせることが出来るかどうかが、最終的には大事になります。

一昨年準優勝してから、「負けグセが無くなり、勝ち方が分かってきた。自信がついたのだと思う」と越川さんが話していましたが、第4セットがまさにそう!JTの方は、明らかに「ギアが上がった」感がありました。

対するパナはおいて行かれた感じ。八子くんのサーブの時に連続5pointで一気に引き離し、2点差まで追い上げられると、また5点差くらいまで引き離す、「安定のJT」の戦い方でした。

そして迎えた最終第5セット。7-4まで一気に抜け出し、そのまま行けるかと思いましたが、サーブミスやサーブレシーブの乱れが出て、8-8に!

10-12と逆転されましたが、粘る粘るJT!14-14でのレオのサーブがラインを踏んだと判定されたり、15-15での越川さんのエンドラインぎりぎりのサーブがアウトと判定されたり(これはチャレンジ制度があればinだったかもしれない)、でも集中力を切らさなかったのはJTの方だったらしい。

ジャンプフローター気味の強さ中くらいのサーブを山添が失敗し、パナのマッチポイントが消えると、清水がアタックミスをして、逆にJTにマッチポイント!

最後はレオが決め、19-17。見ごたえある試合を制しました。

基本的なミスを許さない方針のビスコ監督は、その試合(大抵は(土)(日)連戦)直前までの練習を見て、調子(体調も、サーブやスパイクなど技術的なものも)がベストなメンバーで組む、というスタイルを通しており、ブレがない。

選手もそれはよくわかっている。

それでも、相手はこちらを潰しにかかっているわけだから、思い通りにゲームが運ばない時がある。そのための「控え」なのです。

スタメンに求められているものと同じパフォーマンスが要求される。

「出場機会が少なかった若手が活躍したのはプラス材料だ」とのビスコ監督のコメントが出ていたが、この活躍こそが今シーズンの鍵を握る。

八子くんへのマークが厳しく、なかなか攻撃が決まらなかったけど、サーブで魅せてましたね。サーブレシーブも頑張ってました。

対するパナの渡辺奏吾は、第1セットのサーブは1本も入らず、サーブレシーブも狙われてヘドモド。

もう1人サーブレシーブを担ってたJT:越川(71%)、パナ:ダンチ(48%)のサーブレシーブ成功率の差が結果として勝負の差だった気がします。

「決して調子は良くない」という越川主将。その中でも、こうして、勝ち、勝ち点を重ねていくJTを頼もしく思います。

2戦終わって、サントリーがpoint0で最下位。昨日は東レがジェイテクトに負けるなど、プレミアリーグ男子の勢力図も新しく塗り替えられようとしています。

次はFC東京にフルセットまで粘られて辛勝した、堺ブレイザーズと対戦です!

頑張れ!JT!

文責・JTサンダーズ「ブログウォッチャー」ちゃこ

LINEで送る

シェアしてお友達にもこのニュースを教えよう!

ひろスポ!の情報を逃さずチェック!

※SSL暗号化通信で登録します。
※メルマガはいつでも解除出来ます。
  • 6

    レッドヘル

  • 1

    医療法人社団飛翔会

  • 5

    アイフット

  • 4

  • 2

  • 3

有料メルマガ配信案内