ポスティングシステムでメジャー移籍を目指すマエケンが14日夜、羽田空港からロサンゼルスに向けて緊急渡米した。
これまで関係者の間では「年末まで広島でゴルフをしたり、食事会に参加したり…」という予定で話が進んでいただけにまさにスクランブル発進…。
ロサンゼルスにはエージェントの「ワッサーマン・メディア・グループ」本社がある。「時差」があってはメジャー各球団との交渉も思うようには進まない。しかも現地に滞在すれば、直接、球団関係各所へ出向くこともできる。
羽田空港の搭乗ゲートで報道陣に囲まれかけたマエケンは、会釈をして無言で機内へ。カリフォルニアの乾いた空気と青い空を感じながら、かつての黒田博樹の足跡を辿るようにマエケンのメジャー挑戦も幕を開ける。