再三、雨に見舞われた開幕3連戦だったが、マツダスタジアムは3日間とも真っ赤に染まった(トップ画像説明)
4月2日 〇9-1阪神、マツダスタジアム
通算2勝1敗0分け
13時30分・3時間43分、3万1693人
相手先発 ●能見3回3分の1、4安打4失点
本塁打 なし
一番ショート田中
二番セカンド菊池
三番センター丸
四番ファースト新井
五番ライト鈴木誠也
六番レフトエルドレッド
七番サード小窪
八番キャッチャー會澤
九番ピッチャー〇九里6回6安打1失点
H今村
薮田(3連投)
ブレイシア
Hジャクソン
開幕1、2戦が荒れる中、先発の九里が悪い流れを断ち切った。ジョンソン、岡田はともに初回に失点したが、九里は初回の無死一塁から続く上本を併殺網にひっかけた。さらに糸井、福留に連続四球を与えても、五番原口を真っ直ぐで空振り三振に仕留めた。
するとその裏、阪神先発の能見をいきなり打線が攻略、田中、菊池、丸の3連打でまず2点。
三回に九里が二死から糸井に1号ソロを浴びると、その裏にも新井が2点適時打して4対1とリードを広げた。
四回にも広島打線は九里の内野安打と田中の中前打で一死一、二塁とみたびチャンスを築いた。
すると阪神ベンチは早々と能見をあきらめ、二番手松田とスイッチ。能見は昨季、菊池、新井らに打ち込まれており、今シーズンもこれでいきなり能見に対して優位な立場に立つことになった。
広島打線は七回にも阪神3人目の岩崎から5点を奪って勝負あり。右打者の内角へ投げ込むシュートを會澤とのバッテリーでうまく使った九里は6回6安打で8つの三振を奪い、悲願のローテーション入りへ存分にアピールした。
なお阪神は開幕3連戦で計8失策。広島としては存分にアシストしてもらったかっこうだ。