大瀬良の2019年シーズンはさらに凄みが増している…
5月29日 ○5-3ヤクルト、神宮球場
通算30勝19敗1分け(2位浮上の阪神に3差の首位)
18時開始・3時間16分・2万9638人
相手先発 高橋●4回3分の2、7安打5失点
本塁打 鈴木15号②
一番センター野間
二番セカンド菊池涼
三番ファーストバティスタ
四番ライト鈴木
五番レフト西川
六番キャッチャー會澤
七番ショート田中
八番サード小窪
九番ピッチャー大瀬良○(10試合5勝2敗)7回104球5安打3失点(自責3)
フランスアH
中崎S(22試合2勝2敗8S)
初回、鈴木が高橋からバックスクリーンに先制の15号2ラン。しかしその裏、ヤクルトの四番に入った村上が大瀬良の初球149キロのストレートを右中間スタンドに15号3ラン…
きょうも点の奪い…かと思われたが大瀬良・會澤のバッテリーの方はいち早く立ち直った。
二回の二死三塁を踏ん張ると三回は13球、四回から六回までは10球ずつ、七回も14球とリズムよく片付けた。
初回に大瀬良が投じた球数は32。二番・青木には10球目を左中間二塁打され、雄平にも5球連続で逆方向へファウルを打たれるなど、連敗脱出に燃えるヤクルト打線の食い下がりようは尋常ではなかった。
広島バッテリーはその後、カーブもうまく使いながら、思わず手を出したくなるようなコースにキレのあるカットボールなどを配することで、フェアゾーンへのゴロや野手の正面を突く外飛を増やしていった。
150キロ超えの真っ直ぐを軸に二回以降好投していた高橋の方は、五回につかまった。
先頭の大瀬良に左前打され、動揺したのか野間に四球。さらに菊池のゲッツーコースのピッチャー返しを弾き、一死一、三塁のピンチを招いた。雨天中断29分を挟み試合再開。
バティスタは狙い通り、低目のスライダーで空振り三振に取ったものの鈴木にはクロスファイヤーの勝負を挑み、結果はバット真っ二つ、しかし打球はジャンプするサードの上を越え同点になってなお二、三塁。続く西川の詰まった遊ゴロもファーストセーフとなり、その間に菊池に続き鈴木も生還、雨上がりのグラウンドに吹き抜けた赤い旋風の前に5月に22歳になったばかりの左腕はなす術なし…だった。
ヤクルトは13連敗。広島は球団月間最多タイの18勝目で貯金11は今季最多。大瀬良は対ヤクルト戦、デビューから負け知らずの11勝目。(ひろスポ!・田辺一球)
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