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2019年04月20日
編集部

ラミレス監督の勝負手・井納に広島打線打者一巡の猛攻、床田はDeNAから早や2勝目、松山頭部死球のアクシデント

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4月20日 ○9-2DeNA、マツダスタジアム
通算7勝12敗(阪神と同率5位、首位ヤクルトまで5差)
14時開始・3時間4分、3万1355人
相手先発 井納●4回8安打7失点
本塁打 なし

 

一番ショート田中
二番セカンド菊池涼
三番ファーストバティスタ
四番ライト鈴木
五番レフト西川
六番キャッチャー會澤
七番サード安部
八番センター野間
九番ピッチャー床田○(4試合3勝1敗)7回104球5安打1失点(自責1)
一岡
菊池保

先発の床田は先週土曜日に横浜スタジアムでDeNA打線を相手に1失点完投勝利を収めたばかり。マツダスタジアムでも7回104球を投げて五回まで無失点。六回、前回対戦で死球を与えた筒香にライトスタンドに運ばれたが早くも3勝目をマークした。

ポイントになったのは三回。先頭の井納にうまく右前打され、一番の神里には三塁線にバントヒットを決められた。ここでDeNAベンチは二番・桑原に送りバントを命じたが2度失敗。ヒッティングに切り替えたところで床田の真っ直ぐが決まって見逃し三振…

さらにストライク先行のピッチングでソト、筒香を空振り三振に仕留めた床田は、その裏の攻撃では自ら送りバントを決め、田中の先制犠飛のお膳立てをした。

続く四回、広島打線は先頭の鈴木が四球で出塁すると、今季一番の繋がりを見せ打者一巡の猛攻で井納から6点を奪って試合を決めた。鈴木は前日の延長十回にも四球を選び會澤のサヨナラ打のお膳立てをした。”繋ぎ”に徹する四番は影のヒーローだ。

その結果、今永、井納であわよくば2連勝を狙ったラミレス監督の策は裏目に出てDeNAは4連敗。広島は3連勝で7カード目にして初の勝ち越し。

ところでこの試合の八回、代打で起用された松山が頭部に死球を受けるアクシデントが発生した。DeNA三番手の平田が投じた初球、146キロがしゃがみこんで避けようとした松山のヘルメットを直撃した。

その場に倒れ込んだ松山は、担架でグラウンドからベンチ裏通路まで運ばれ、スタジアム駐車場に到着した救急隊のストレッチャーで移動。緊急車両で病院に搬送された。なお、試合中継のオンエア画面では松山が担架に乗せられまばたきしている様子が確認できた。(ひろスポ!・田辺一球)

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