6月28日 ●3-13DeNA、横浜スタジアム
通算38勝33敗2分け(巨人に1・5差の2位)
18時開始・3時間14分・3万1637人
相手先発 今永○5回5安打3失点
本塁打 高橋大1号①、メヒア1号①
一番レフト高橋大
二番セカンド菊池涼
三番センター西川
四番ライト鈴木
五番キャッチャー會澤
六番ファーストバティスタ
七番サードメヒア
八番ショート田中広
九番ピッチャー大瀬良●(14試合6勝5敗)4回3分の2、79球12安打7失点(自責7)
島内
遠藤
中村祐
広島は交流戦明け初戦を大瀬良で落とし、しかも交流戦の悪いムードを引きずるかのような大敗を喫した。
大瀬良は交流戦3試合に投げて1勝2敗だったが、これで2試合連続イニング途中KOの3連敗となった。
前回、6月19日のロッテ戦(マツダスタジアム)の大瀬良はホームラン4発を含8安打を浴びて七回、一死も奪えず91球で交代を告げられた。
今回、事態はさらに深刻化。初回にはロペスにカーブを、四回には筒香に真っ直ぐを、五回にはソトにスライダーを「まんべんなく」オーバーフェンスされ79球で降板に追い込まれた。
バックの懸命の守りと打線の効果的な援護もあり、四回表終了の時点では3対1。しかしその裏、交流戦打率62位の筒香にスコアボード直撃の同点2ランを許し、五回にはオープン戦から天敵となっているソトに決勝3ランを打たれた。
筒香との勝負では外角に2つボール球のあと、空振りを挟み、アウトローに構えた會澤のミットへ投げるはずの真っ直ぐが内側に入ったところを完璧に振り切られた。カーブやスライダーを打たれるのも痛いが、生命線の真っ直ぐをあそこまで飛ばされては本人ならずとも心配になってくる。
ソトには初球を”狙われた”が、これはDeNAベンチから出ていたランエンドヒットのサインによるもの。一、三塁の場面で大瀬良は相手の出方をうかがうように一塁に2度けん制球を投じたが、同じように?様子見のつもりで投げたソトへのスライダーは、一番遠心力の効くところへとその軌道を描いた。
DeNAは交流戦を10勝7敗1分で乗り切り4位の好位置をキープした。だが、交流戦72得点は上から9番目で得失点差はわずかに+2。交流戦10勝のうち2点差以内で勝った試合が6試合もあり、7敗のうち2点差以内がやはり4試合。接戦に次ぐ接戦で粘り強く戦い、最大時には11あった借金を3まで減らしてリーグ戦に再突入しており、やはり勢いがある。
一番に高橋大を組み込み、バティスタとメヒアをスタメンに起用するなど交流戦”最下位”打線のテコ入れを急ぐ広島だが、それも投手陣の踏ん張りがあってこそ。こちらは最大で14もあった貯金が5まで目減りしており、DeNA同様ここが踏ん張りどころ、となっている。(ひろスポ!・田辺一球)
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