広島が連夜のヤクルトとの接戦を制して、甲子園でDeNAに0-1負けした3位阪神に1ゲーム差をつけた。あすはマツダスタジアムで広島と阪神が直接対決。予告先発は広島が大瀬良、阪神が能見。広島が勝てば2位が決まる。
今夜の試合も昨夜4安打した菊池のワンマンショーの”続編”。2点ビハインドの三回には菊池のヒットを足がかりにエルドレッド、ロサリオの連続タイムリーで勝ち越し。6対6で迎えた八回には菊池の型にはまらない”曲打ち”が左翼越え適時二塁打となり勝負を決めた。
さらに菊池は七回に難しい当たりをグラブトスで二塁封殺にして、これがシーズン529補殺のプロ野球記録。前年に自ら作った記録を更新して見せた。
ヤクルト山田はこの試合、5の1。さすがに重圧がかかる中で、菊池は阪神・藤浪にぶつけられた胸の痛みをグッとこらえてお立ち台で胸を張った。
菊地のお立ち台
―しびれるゲーム続いてますね。
まだ、ちょっとしびれてます。
―タイムリーの前にバット折れましたね
悔しいですね、貴重な1本なんで、恨みは晴らしました。必死に走ってたんで…、堂林ちょっとセーフになってくれと走っていました。
―状態は非常にいいですね
はい、…大丈夫だと思います。
―最多安打の争いも…
そっちの方もしびれてます。
―あすの試合、大きな一番になります
まかしてくださーい!がんばります。