広島は10月10日、マツダスタジアム内でスカウト会議を開いた。野村監督の辞任が発表され、新監督の人選が進む中来季の補強のポイントを確認。最速156キロの本格派右腕、早大。有原航平投手(22歳)を1位指名する方針を決めた。
有原は地元・広陵高の三年時に春夏連続で甲子園に出場。東京六大学リーグでは主に先発で投げて通算18勝11敗。今春は5勝1敗でべストナインに選ばれたが秋のリーグ戦は右肘の故障で1試合しか投げなかった。
阪神ほか複数球団が狙う逸材を昨年に続き抽選で引き当てることができるかどうか?昨年は1位指名で3球団が競合した大瀬良を田村スカウトが引き当て、そのルーキー右腕はクライマックスシリーズでの先発を任されるまでに成長しただけに、今回のドラフトも大注目となる。