広島の今村が右肩痛を発症して11月1日から始まる宮崎県日南市での秋季キャンプメンバーから外れた。
今村はプロ3年目の2012年に29試合連続無失点の快記録を樹立するなど69試合に登板して防御率1・89の成績を残した。
しかし昨年は57試合で防御率3・31、開幕前から調子の上がらなかった今季は17試合で防御率4・35。4月と7月に二度、二軍再調整を命じられそのまま二軍でシーズンを終えた。
そして10月27日まで行われたみやざきフェニックス・リーグでは3試合14イニングを投げ被安打17の8失点。147キロを計測した日もあったが、150キロ超の快速球を操り三振の山を築いた2年前の面影が消えて久しい。
今回、その主たる原因が右肩の不調にあったことが明らかになり、不動の”国産ストッパー”となるはずだった右腕は、しばらく右肩の回復に専念することになった。