第63回全日本サッカー選手権大会が12月11日、開幕する。中国地区代表として3年ぶり8度目の出場となる福山大学は午後1時30分からBMWスタジアム平塚で関東地区プレーオフ枠代表の慶応大学と対戦する。
昨日は横浜市内で練習を行い最終調整した。
最終調整する福山大学サッカー部
中国リーグを15勝2敗1分で制した福山大学は個人技に頼らず組織的な守りから素早い攻撃への切り替えで試合の流れを引き寄せる。
しかし夏の総理大臣杯では鹿屋体育大学を相手に早い時間帯に失点してリズムに乗れず「全国の壁」に跳ね返された。
チームの結束を図る4年の峯恭平主将は「前半から自分たちのサッカーをすることが大事、チーム全員で一体になって戦いたい」とその言葉に力を込める。
全国大会の強豪と渡り合うために今季、J1にいた徳島ヴォルティスを大学内の練習場に招くなどしてスピードや当たりの強さなどにも適応する練習を積み重ねてきた。
あとはいかに「今まで積み重ねてきたものをずべて出し切り感謝の思いを込めて全力で戦います。平常心でピッチに立ちたいですね」とゴールを守る4年の川越竜磨がチームメートの思いを代弁する。チームワークならどこにも負けない強い結束力で、4年生は最後となる大会に臨む。
嶺主将の12月11日、試合当日朝のコメント
「最後の大会になるので、チーム一丸となって一戦必勝で頑張ります!」