戦後70年目の夏が近づく広島の夕暮れ…、市民球団カープ、優勝へのファンの声援は届くのか…
広島が派手な打ち合いの末、10-12でロッテに敗れて5カード連続の負け越しとなった。
初回、四番の新井貴浩が逆転2点適時打。六回に先発の野村祐輔が7点を失って3-10となりさらに中継ぎ陣が打たれて3-12となった八回にも會澤と菊池のスリーランなどで7点を返し、九回も一死一塁。一発出れば同点というところまで持ち込んだがエルドレッド三振、會澤三ゴロで万事休した。
「ひろスポ!」では5月27日に「交流戦白星発進の広島、打線のカギを握る新井のバット」の記事をアップした。
新井を軸として確かに打線は一時期の危機的状況を脱した。
だが、試合の行方を大きく左右するブルペン陣の不安定さが交流戦に入ってますます深刻化しつつある。
きょうもまた七回の今井、八回の今村が1点ずつを失ったことが結果的には敗戦に繋がった。
5月26日「ひろスポ!」「広島、打線が目覚めて交流戦白星発進…だったが最後は一発出れば同点のピンチで抑え不在がネック」
同じく26日にはこんな情報もアップした。
「交流戦 中途半端は 通用せん…交流戦最弱の声をはねのけるにはマエケン、黒田博樹らの力投、プラス自慢の機動力とベンチワーク、ひろスポ!スケッチ・田中聡作品展(#35)」
交流戦 中途半端は 通用せん…交流戦最弱の声をはねのけるにはマエケン、黒田博樹らの力投、プラス自慢の機動力とベンチワーク、ひろスポ!スケッチ・田中聡作品展(#35)
さらに言えば、「ひろスポ!」ではチームの抱える借金の”意味”についてもすでに紹介している。
5月2日「ひろスポ!」「黒田復帰にマエケン、大瀬良…「優勝」信じスタジアムに押し寄せるカープ女子&男子、しかし広島の優勝確率はほとんどセロに…」
広島は3月2勝2敗のあと、横浜スタジアムでDeNAに3連敗、連敗は6まで伸びて以来、ずっと借金生活が続く。
4月28日、ついに借金7となり、優勝に黄信号が点灯。5月1日には借金8、3日に再び借金8のあと、6連勝で謝金圧縮に成功したが、そこから負け越しが続いてとうとう危険水域にまた片足を突っ込んだ。
そして、優勝確率0パーセントとなるかどうかの瀬戸際となる、あすのオリックス戦、京セラドームの先発マウンドには黒田が立つ。ロード6勝16敗の広島、踏ん張ることができるか?