7月4日(土)、試合開始前のマツダスタジアム、コンコース
中日を除くセ・リーグ5球団が0・5差にひしめく中、マツダスタジアム午後2時プレーボールの広島対ヤクルト戦は広島がジョンソン、ヤクルトが石川と両左腕が先発する。
ジョンソンは防御率2・33で10傑第4位。セ2位タイの7勝をマークしている。
しかも3月28日の開幕第2戦ではヤクルト打線を1安打完封して衝撃のデビューを果たした。
ジョンソンは5月2日の神宮球場でも8回1失点自責ゼロのナイスピッチング。
ただ5月23日の3度目の対戦(マツダ)では5回3分の0、13安打6失点とメッタ打ちに合っている。
しかもこの3戦ともヤクルトの先発は石川。石川に白星がついたのは第3戦のみで、九回一死まで踏ん張りて降板…。117球を投げ10安打8失点(自責5)という苦しい内容だった。
ジョンソン、石川とも不安要素を抱えつつ、ともに好調な相手打線をどう抑えていくか?
連日3万人を超える大観衆の声援に後押しされるジョンソンの方がやはり有利か?
広島は一時期、8まで膨らんだ借金の完済まであと2、勝てば開幕直後以来となる勝率5割にリーチ、となる。