広島の新井貴浩内野手が地元マツダスタジアムでの2000本安打達成に挑む。
前日の試合で1安打を放ち残り3本。そのあとの2打席はともにじっくり見て四球を選んだため、”地元で、カープファンとお世話になった!?阪神金本監督の目の前で”…、の大記録達成とするには、4月24日の阪神6回戦での固め打ちが必要になった。
「(記録への意識は)ほんとにないです。でもせっかく、たくさん応援してもらっているからマツダスタジアムでという思いもありますけど…、そのためにやっているわけじゃないですから…」(前日の試合後の新井)
阪神の予告先発はかつての僚友、能見。3安打しようと思えばまず第1打席から…といきたいとことろだがそうでもない?
新井は開幕から全22試合にスタメン出場して…
無安打5試合
1安打11試合
2安打4試合
3安打1試合
4安打1試合
”確変”突入は22分の2の確率で、3安打は3月30日、ナゴヤドームの中日戦。
そして4安打の”超確変”が4月5日のマツダスタジアム、ヤクルト戦。
この時の5打席はショート併殺打のあと、右前打、左越え3ラン、中前打、左前打と3方向に打ち分けた。
なお、新井はマツダスタジアムで26安打のうちの17本を打ち、マツダスタジアムでの打率は4割5厘と実に1割以上トータルの打率を上回っている。スタジアムを赤く埋め尽くすカープファンの大声援を背に、「赤い心」で向かう阪神戦にどんなドラマが待っているか…