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2016年08月11日
編集部

アンジュヴィオレ広島、カップ戦も苦戦でいよい「降格」に現実味

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内藤就行監督
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試合後、選手をねぎらう内藤就行監督

 

2016プレナスなでしこリーグカップ(8月11日)

アンジュヴィオレ広島はエディオンスタジアム広島でFC吉備国際大学Charmeと対戦して0-0で引き分けた。

カップ戦は、なでしこリーグ2部の10チームが5チームずつに分かれて2回戦総当たりで争い、A、B各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進む。

アンジュヴィオレ広島はこれで7戦を終えて0勝2分け5敗の勝ち点2で最下位。スコアレスドローの相手、FC吉備国際大学Charmeは0勝3分け4敗の勝ち点3でB組4位。

地元サポーターの声援を背に大学生チームの4倍の16本のシュートを放ったがついに相手のゴールネットを揺らすことができなかった。

カップ戦当初は流動的だったスタメンも、リーグ戦と同じく主力組を配する布陣で明らかに勝ちを狙いに行って、この結果では苦しい。

カップ戦はこのあと。8月14日にホームの福山市竹ケ端運動公園陸上競技場で愛媛FCレディースと最終第8戦が行われる。9月11日からは中断中の2016プレナスなでしこリーグ2部が再開されるが残りは6試合。

アンジュヴィオレ広島はリーグ戦でも現在、10チーム中最下位。12試合で1勝2分け9敗、総得点9総失点32と厳しい状況となっている。

そして、9位のニッパツ横浜FCシーガルスが勝ち点9、8位のFC吉備国際大学Charmeは勝ち点12。

なでしこリーグ2部10位チームとチャレンジリーグ1位のチームは自動入れ替えとなる。また同9位チームと同2位チームはホーム&アウェイ方式による入替戦を実施し勝者が2部へ昇格または残留する。

シーズン途中でチームの指揮を執ることになった内藤就行監督だが、すでにリーグ戦7試合に加えてカップ戦も7試合を消化した。このままチームの極端な得点力不足が解消されなければ、アンジュヴィオレ広島のチャレンジリーグ降格は残念ながら現実のものとなる。

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