広島市内のショップで高騰を続けるマツダスタジアム観戦チケット
広島東洋カープは9月13日、「2016クライマックスシリーズ ファイナルステージ」入場券販売についてホームぺージで発表した。球団にはファンからの問い合わせが殺到していた。
ホームページによれば…
9月23日(金)午前11時から、全国のコンビニ・プレイガイド(セブンチケット、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあ)で販売を開始します。
※マツダ スタジアムでは、車いす席のみの販売となります。
…となっている。
広島東洋カープオフィシャルサイト
www.carp.co.jp/news16/k-235.html
要するに広島だけでなく全国のカープファンに”平等”にマツダスタジアムに来てもらい、せっかくの機会なので一緒に選手たちと戦って欲しい、応援して欲しい、ということなのだろう。
この”方式”は昨秋のファン感謝デーの整理券配布の時にも採用された。
だが、すでにこうした方式での販売となることは地元ファンの間では噂になっており、「それは困る」「何とかして欲しい」の声があがっていた。
25年間待ちわびての優勝、そして初めてのクライマックスシリーズ本拠地開催となればファンは誰だって球場で応援したい。そんな状況下で全国一律に…がいいのか、それとも地元ファンへの還元、地元ファンへの優先方式がいいのか…
さらにはインターネットはさっぱり???という元祖カープ女子的なファンは、この販売方式にはついていけず、スタンド観戦は最初から諦めることにならないか。
また例えコンビニ・プレイガイドに並んだとしても最初の数人で一瞬のうちにソールドアウトとなることは目に見えている。
そのチケットは高額でネットオークションに出され、あるいはファンの間で高値取り引きされる。
地元優勝の可能性があった9月8日の中日戦のチケットはネット上では30万円の値をつけ、当日のマツダスタジアム周辺では15万円で取り引きされていた。
これ、という決定打のない問題だけに、ファンのモラルが問われていると同時に関係各所の適切な対応も必要になってくる。また、例えば旧広島市民球場跡地でパブリックビューイングを開催するなど、より多くのファンがマツダスタジアムでの熱戦を共有できるような諸策の検討も緊急の課題と言えるだろう。
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