広島ドラゴンフライズは12月3日、2000人を超えるファンで埋まる敵地で13連勝中の熊本ヴォルターズと対戦、78-57で”初戦”を制し、首位の相手に肉薄した。
広島ドラゴンフライズは3連勝で15勝4敗、熊本ヴォルターズは16勝3敗。
B.LEAGUE B2 第10節
広島ドラゴンフライズ78-57熊本ヴォルターズ
1Q:20-15
2Q:22-17
3Q:21-15
4Q:15-10
今シーズン成績:15勝4敗 (B2西地区第2位)
会場:熊本県立総合体育館
入場者数:2196人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#11北川弘、#21コナー・ラマート、#24田中成也
熊本:#2古野拓巳、#7小林慎太郎、#11福田真生、#20ジョエル・ジェームス、#88高村成寿
鹿児島レブナイズに連勝した前節と同じく朝山正悟、北川弘がスターターでコートへ。第1クォーターから激しい展開となり、互いに譲らない中で、3Pを決めた広島ドラゴンフライズが20-15とリードした。
第2クォーターに入っても接戦が続く。が、フリースロー、朝山正悟の連続3Pでリードを広げることができた。42-32で後半へ。
第3クォーターも21-15と優位に試合を進めて63-47で第4クォーターへ。最後はアジーズ・エンダイの攻守に渡る動きが冴えて、熊本ヴォルターズの反撃の芽を摘み取り全クォーターリードで完全勝利した。
好調の熊本ヴォルターズオフェンスをわずか57点に抑え込んだディフェンスこそが佐古賢一ヘッドコーチとチームの目指してきた形であり、リバウンドでもアジーズ・エンダイ、山田大治がきっちり役割を果たした。鵤誠司と北川弘のコンビネーションも良く、何より鵤誠司に持ち前の勝負強さが戻ってきた。日曜日の第2戦も勝てば首位奪還。勝負強さが試される、
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#18鵤誠司14点
#11北川弘13点
#2朝山正悟12点
#24田中成也11点
◆リバウンド
#0アジーズ・エンダイ11リバウンド
#11北川弘7リバウンド
#24田中成也6リバウンド
#5山田大治5リバウンド
#21コナー・ラマート5リバウンド
◆アシスト
#11北川弘4アシスト
#5山田大治4アシスト
熊本ヴォルターズ
◆得点
#22レジナルド・ウォーレン19点
#20ジョエル・ジェームス16点
◆リバウンド
#22レジナルド・ウォーレン9リバウンド
#2古野拓巳7リバウンド
#9神原裕司6リバウンド
◆アシスト
#9神原裕司4アシスト
広島ドラゴンフライズ・佐古賢一HC
立ち上がりから試合を通じて、3Pが高い確率で決まり、主導権をいい形で取ることができた。最後にターンオーバーをいくつか出したが、ゲームを通してディフェンスからしっかり機能させて、いいリズムでプレイすることができた。
警戒していた部分は、ジェームス選手のインサイドと、第2,4Qの外国人が2人入ってきたときのリバウンドだったが、今日は我々が頑張ってよく抑えることができた。明日も引き続き、リバウンドへの意識を徹底し、相手のセカンドチャンスを潰していきたい。
。今日の勝利は大きな勝利だった。無くした自信を取り戻すターニングポイントになるような気がしている。明日もう1試合あるので、しっかり自分たちのバスケットをやっていきたい。
朝山正悟の話
非常に価値のある大きい1勝になった。今日の勝利で明日につながったと思うので、気を引き締めて明日も挑みたい。今日はチームディフェンスを40分間やりきることをテーマにして、結果、スタートから最後まで出来たことが勝因だと思う。明日勝たないと意味がない。相手は明日に今日以上の気持ちでリベンジにくると思うので、我々はそれを超える気持ちで挑んでいきたい。