鈴木誠也、大ホームランを放った豪快なスイング(トップ画像説明)
大賑わいの天福球場
広島の日南キャンプは2月11日、第3クールに入りシート打撃が行われた。
天福球場の内野スタンドは超満員。昨季、同じく超満員のマツダスタジアムで神ってるホームランを連発してチームの25年ぶりリーグ優勝の推進力となった鈴木誠也は、スタンドから「神ってる誠也!」の声が上がると、その期待に応えるように2年目左腕のオスカルから左中間の深いところに大ホームランをかっ飛ばした。
ストライク、ファウル、ボールでボールカウント2-2(ボールカウント1-1の設定)から狙い澄ましてのひと振り。それまでこちらもカメラを構えていなかったが、この1球、シャッターは一度押しただけ(連写機能なし)。打つ前からその雰囲気は十分、その打球音はすさまじく、ひとりだけ文字通り桁違いの打撃内容だった。
鈴木誠也は福井との対戦となった第1打席は四球、一岡との対戦となった第2打席は快音とともに中前打、注目の即戦力右腕、ドラ1加藤拓也との対戦は四球、同じくドラフト3位左腕の床田寛樹との対戦では中前打を放ち、圧倒的な内容で順調な調整ぶりをうかがわせた。
3者連続三振を奪うなど球にキレがあった一岡からもヒットを放つ鈴木誠也
攻めの姿勢を貫いた加藤拓也も鈴木誠也には四球を与えた
左腕の床田からも中前打して、5打席3安打2出塁と神ったまま終了…