神戸戦前日練習で、森保監督(中央左後ろ姿)の指示を聞くビブス組(トップ画像説明)
開幕から波に乗れないサンフレッチェ広島は4月26日、アウェーでYBCルヴァン・カップ グループステージ第3節、ヴィッセル神戸戦に臨む。
J1リーグ戦で苦戦を強いられる一方、若手の力量が問われるルヴァン・カップではここまで1勝1分けと結果を残している。
25日の前日練習では、スタメンが予想されるビブス組のボランチに森島司が入った。森島は同カップ戦第1節のヴァンフォーレ甲府戦でボランチに入り、第2節のアルビレックス新潟戦ではトップ下に入った。
経験を重ねる中で、”新鮮力”がいかに確実に成長していけるか?
現状打破に向けて、若手の台頭が望まれる。
森島選手の話
しっかり前にボールを供給すること、いいタイミングで、前の3人が連動できるようなパスを出したいですね。それとチャンスがあれば得点狙って、そういう場面を作りたいです。ピッチに入る時とか、緊張はしないんで大丈夫だと思います。
若き司令塔を目指す森島司
森保監督の話
これまで言い続けきたことですが、誰が出ても我々らしく、ひとりひとりの良さと持てる力を出して思い切って、最後まで戦いたい。(森島には)ボールに絡むことをまず期待したい。食らいついて、ひたむきに戦い続けること!若い選手は試合に飢えている、そこを見せてもらいたい、シャドーで出ようがボランチで出ようが、試合経験少ない選手は、試合に飢えているところを示して欲しい。それはモリシだけじゃなく、ほかの選手もそう。試合に出る喜びを表現して欲しい。(長沼にも)彼の良さである攻撃、そこでもうひとつ自分の殻を破るというか相手のゴールに向かっていくプレーと、攻撃と守備の素早い切り替えの部分でレベルアップしてもらいたい。
神戸戦ではサイドからの素早い攻撃が期待される長沼洋一(中央奥)