「無限のパワー」はエルドレッドだけじゃない…(トップ画像説明)
広島が今季初めてDeNAとの3連戦に勝ち越した。5月18日、マツダスタジアムであったDeNA9回戦に9-2のスコアで快勝!改めて打撃陣の破壊力のすさまじさを見せつけチーム打率を2割8分台に戻した。
開幕から41試合を消化して、チーム得点数、総本塁打数、総盗塁数でも群を抜く数字を残している広島。その代表格が四番に固定された鈴木誠也と六番に回ったエルドレッドのふたり。
本塁打数セ・リーグトップは11本のエルドレッド。18日の試合で球団歴代外国人2位タイとなる通算112号を豪快に放ったばかりだ。セ2位は8本の鈴木誠也。
セ打点1位は巨人阿部と並んで鈴木誠也で33打点。ここでもエルドレッドが31打点で3位につける。エルドレッドは出離率4割1分8厘、得点圏打率3割9分も、ともにセ3位。
もっとすごいのがプロ10年目で大きく花開こうとしている安部だ。18日のゲームで5打席に立ち、これで125打席。規定は127打席でまだ打撃10傑に顔を出していないが目下の打率は3割7分2厘。現在、トップの巨人坂本の打率3割5分4厘の遥か上を行く。
だが、もっとすっゴイ!?スラッガーが広島にはいる。しかも、ふたり…。
ウエスタン・リーグで打撃部門のタイトルを独占中のバティスタ、メヒア。ともに育成枠だがとても年俸320万円(推定)とは思えないすさまじさである。
バティスタは5月3日の阪神戦(鳴尾浜)で4の4、5打点と打ちまくり、9日のオリックス戦でも9号、10号本塁打を連発、とうとう本塁打、打点、打率の3部門でウ・リーグトップに立った。
無限のパワー2、バティスタ
メヒアも負けてはいない。18日の阪神戦(鳴尾浜)で5の5。打率3割2分1厘として、打率3割6分のバティスタに続いて打率2位に浮上した。
無限のパワー3、メヒア
外国人枠やポジションの問題もあり、BMコンビの支配下登録はここまで実現していない。が、マツダスタジアムのチケットがプラチナ化した今、広島二軍の本拠地、山口県の由宇練習場などでもエルドレッドに負けない「無限のパワー」を拝める、というのはファンにとっては朗報だろう。