この中に、クライマックスシリーズ、日本シリーズの秘密兵器が…(トップ画像説明)
リーグ連覇から中1日、広島がマツダスタジアムで9月20日、全体練習を再開した。レギュラーシーズン残り7試合。そのあとはこの本拠地で、クライマックスシリーズ、ファイナルステージに勝ち上がってくる相手を待ち受ける。
ところでこの日、広島は今村、上本、天谷、エルドレッド、そしてジョンソンの出場登録を抹消した。それぞれ違った意味合いの抹消だが、開幕投手でもあるジョンソンの抹消はチームにとって大きな痛手となる可能性がある。
昨季、クライマックスシリーズ、日本シリーズともに開幕投手を務めた左腕がこの時期、チームを離れること自体、問題あり、だ。開幕戦登板が雨に祟られ、低温の中投げ続けて高熱と扁桃炎のため長期離脱したことはすっかり有名な話になってしまったが、そのツケは高くついたということか。
代わって二軍から選手会長の小窪や、ひろスポ!がゲッター1・バティスタとともにゲッター2と命名した”神がかった打撃力”が自慢のメヒアらが一軍練習に合流した。
バティスタ(中央)と一軍で再び合流したメヒア(中央奥)、左は小窪
メヒアは8月中旬から一週間、一軍で初めて経験を積み3打数ノーヒットで二軍再調整、ウエスタン・リーグでは打率3割3分1厘を打ち、塁打数、安打数、長打率と合わせてリーグトップだ。
だが、ゲッター(ドイツ語で神々)よりすごい、赤い”神スイング”のあの選手もついに、記念すべきプロ初打席が近づきつつある。
野間(#37)、西川(右)と居残り練習する坂倉将吾
2月の日南キャンプで真っ先に”ひろスポ!デビュー”した、高卒新人の坂倉将吾、19歳。ウエスタン・リーグでの活躍はすでに広く知られるところとなり、夏ごろには一軍昇格か?とも思われたが、「育成」に長ける広島首脳陣は、体力強化、並びにケガや捕手というポジションでの負荷も考慮してここまで引っ張った。
…で、さっそく打撃練習では、セ界最強打線の”育ての親”でもある石井琢朗打撃コーチが食い入るようにその振りを見つめ、またチェックもしていた。
坂倉将吾のフリー打撃を後方に回ってチェックする石井琢朗打撃コーチ
いかにも打ちそう…
なお、残念ながらプレーオフ出場がかなわなかった鈴木誠也はルーキーイヤーの2013年、チームが初のクライマックスシリーズ出場を懸けて戦ったシーズンの9月中旬に一軍デビュー。全14打席で1安打という成績を残し、そこをスタートに今季の「四番鈴木」が誕生した。
坂倉将吾も十分に、”そうなる”だけの資質を持っている。
さらに言えば”誠也越え”も可能…。ウエスタン・リーグではここまでメヒアに続くリーグ第2位の打率2割9分8厘で出塁率も3割6分近くある。プレーオフを見据えるチームには、西川、岩本といった左の代打陣が揃っているが、赤い”神スイング”で先輩たちを驚かせることができるか?
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