ドガーを軸に第1セットは幸先よく取ったJTサンダーズだったのですが…(トップ画像)
2017-18Vプレミアリーグ男子、レギュラーラウンド第3レグ 第4戦・豊田合成トレフェルサ戦(1月20日・土曜日、北九州市立総合体育館)
我がJTサンダーズは、第3レグ第3戦まででレギュラーラウンド4位。来月行われる「ファイナル6」への2季ぶりの進出を前回、堺ブレイザーズ戦に勝ってすでに決めました。
1位のパナソニックと8位のFC以外は、上位下位関係なく、その日の調子や怪我人の有無で勝ったり負けたりしている、戦国模様の今シーズン。なぜか、JTだけが、現在の自分の順位より上には全敗、下には全勝、しています。
“苦手意識”という名の、メンタルの戦いに負けている状況です。
「ファイナル6」には、上から6チームしか出てない訳で、このままだと、“進出したはいいけど”という結果になってしまいます。
苦手意識を克服し、自分自身に勝つことが必要です。
選手入場!
さて、大切な試合!結果は?
25-17
32-34
20-25
26-24
15-17
フルセットの激闘の結果、ポイント1はかろうじてG ETしましたが、…勝てませんでした。
スターティングメンバーは、
WS:山本将平、吉岡
MB:筧本、小野寺
S:深津
OP:エドガー
L:井上航
第3セットに、
吉岡→久原、ショーヘイ→八子
筧本→安永
第4セットからは、
吉岡→武智
筧本→安永
Lもサーブレシーブが航、ディグを唐川
2.4.5セットに、ピンサで金子。
4.5セットに、ショーヘイのピンサで安井。
第1セット滑り出しは、快調だったんですが。返す返すも…第2セットを取りきれていれば!という感じです。
ヨシオも第2セットまでは、自分が1番得意なサーブでガンガン攻めてて、また良く決まってて、上手く回っていたんです。第3セット、苦手な守備で乱れてからは、調子が戻りませんでした。
ショーヘイも第2セットまではサーブミスも少なく、攻めていく姿勢が見られてたんですが、それ以降はサーブミスが目立ち、第4.5セットはピンサを送られる始末…。5セットはピンサに出た安井までミスるし。
合成のセッターは、内山から第2セットからはパッと前田に変えてきました。この”諦めの良さ”はJTにとっては予想外だったと思います。合成は各人が苦手とする部分には交代などで蓋をして、得意なところで得点する、完全分担性を相変わらずやっとるなあ、と思いました。
対してJTサンダーズは、WSというポジションは、守備を担いながら攻撃をする役割なので、ヨシオが守備が苦手だろうが、ショーヘイの攻撃が決まらなかろうが、WSはWSの役割を全うする。主力はこの人、という固定観念がない。(ワタルでさえも、(お前を)スタメンで行くぞ、と言う風に、前もって監督けら言われたことはない、といっていた)
ショーヘイやヨシオに変わって八子や武智も十分あり得るわけですが、守備だけすれば良い、という使い方をビスコ監督はしない。バレーボールは、仕事分担してやる競技ではない。望める限り、欠点のないオールラウンダーが良い。
MBはMBの仕事をし、Lは自分のレシーブで完結せずに常に自チームな攻撃のフォローのことを考えて、ボールを上げた後にコート内から出て、位置取りをする。航が故障上がりだから唐川もコートに入って同じことをする(各人の得意不得意、特徴はありますが)。
深津主将が、チーム力は確実に上がって来ている、といっていたけど、その通りだと思う。長年の懸念材料だったMBの若手な補強を、小野寺の獲得という形で解決。越川さんが抜けた穴は、WSの地力底上げとチーム内の競争という形で確実に埋まりつつある。いい形で世代交代も進みながら。
Sは、国体は金子がほとんど上げた実績もあり、深津もうかうかはしていられない。エドガーは、オープンだけでなく速いトスも打ち切る力があり、ネット下やコート内でのフォローレシーブにも積極的。
勝てる要素は十分にあるじゃん?!
後は、あと一歩、気持ちを前向きにすることで、焦って打ち急いだり、トスが短くなったり、そういうことを無くし、ラリーを制する力を持てば!まだ伸びしろがある!まだいける!諦めない!
3位の東レとは2ポイント差。
2位合成とは5ポイント差。
パナソニックの1位通過は決定したけど、JTの下、5.6.7位争いはまだ熾烈で、ファイナル6進出チームが確定しない状況です。
1つでも上へ!その先へ!
北九州市での土日連戦。日曜日はパナと対戦です。パナはこの日の堺戦、フルセット戦ってようやく勝ってます。
勝機はある!この土日も現地応援です。
頑張れ!JTサンダーズ!
(ちゃこ)